ほっさせいやかんへもぐろびんにょうしょう

発作性夜間ヘモグロビン尿症

同義語
発作性夜間血色素尿症,PNH
最終更新日:
2020年05月15日
Icon close
2020/05/15
更新しました。
この病気の情報を受け取るこの病気は登録中です

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

医師の方へ

症状

発作性夜間ヘモグロビン尿症は、赤血球が破壊されていくため貧血を発症し、動悸・息切れ、疲労感やだるさ、立ちくらみなどの症状を引き起こします。

また、赤血球の破壊は夜間に生じやすいため、早朝にコーラのような黒い尿が見られるのも特徴です。これらの症状は常に生じるわけではなく、細菌感染やストレスなどによって“補体”のはたらきが活発になると発作的に症状が現れます。

そのほか、この病気では再生不良性貧血骨髄異形成症候群など骨髄の機能が低下する病気を合併するケースも多く、白血球や血小板数の減少が引き起こされ、感染症にかかりやすくなる・出血しやすくなるといった症状が生じることがあります。

また、慢性的に赤血球が破壊されることで腎機能低下が起こったり、血栓症が合併したりすることも少なくありません。この病気の進行は非常に緩やかであるため、貧血を発症していても自覚症状がないケースも多々あり、これらの臓器障害を引き起こして初めて発見されることがあります。また、飲み込みづらさ、男性機能不全、原因不明の腹痛などさまざまな症状を呈することが知られています。

医師の方へ

医師向けの専門的な情報をMedical Note Expertでより詳しく調べることができます。

この病気を検索する
発作性夜間ヘモグロビン尿症の関連記事

Medical Note Expertでしか読めない、学会や医局の最新医療知見を得ることができます。

「発作性夜間ヘモグロビン尿症」を登録すると、新着の情報をお知らせします

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

実績のある医師をチェック

発作性夜間ヘモグロビン尿症

Icon unfold more