検査・診断
糖尿病性腎症の検査には、血液検査と尿検査があります。
血液検査
糖尿病性腎症の血液検査では、血糖値や糸球体ろ過量(eGFR:推算糸球体ろ過量)などを確認します。推算糸球体ろ過量とは、腎臓に老廃物を取り除き尿へ排泄するはたらきがどの程度あるのかを示す指標であり、血液中のクレアチニン値と年齢、性別から算出します。この値が低いほど腎機能が低下しているということになります。
尿検査
糖尿病性腎症の尿検査では、尿中のアルブミンやタンパク質の量を確認します。
これらは体に必要な栄養素なので、正常な場合は腎臓から尿に排泄されることはあまりありません。しかし、腎機能が低下すると尿中に漏れ出てしまいます。そのため、尿に出てくるアルブミン、タンパク質が多いほど、腎機能が低下しているということになります。
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