とうにょうびょうせいじんしょう

糖尿病性腎症

監修:

原因

糖尿病性腎症は、糖尿病による高血糖状態が続き、腎臓の血管が損傷することが原因で発症します。

腎臓には、血液から老廃物を取り除いて尿として排泄し、体内の水分量や血圧などを調節するはたらきがあり、これは腎臓の微細な血管が張り巡らされている糸球体と呼ばれる場所で行われています。

糖尿病で高血糖状態が続くと、血液中のブドウ糖が組織のタンパク質に結合した物質が増え、全身の小さな血管を傷つけて血管を詰まらせたり破いたりします。前述のとおり、糸球体には細い血管が多いので損傷が起こりやすく、その結果として腎臓の機能が低下すると考えられています。

最終更新日:
2022年08月25日
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2022/08/25
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