ちょうしんけいしゅよう

聴神経腫瘍

最終更新日:
2023年12月28日
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2023/12/28
更新しました
2017/04/25
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症状

聴神経腫瘍で最初に自覚する症状として、前庭神経と伴走する蝸牛神経が腫瘍で圧迫されることによる聴覚症状が挙げられます。通常、腫瘍は片側に発生するため、片側の耳の聞こえが悪くなるほか、耳が詰まったような感覚(耳閉感)や耳鳴りを自覚します。

たとえば、電話や会話など人の話の内容が聞き取れなくなることで気が付く人もいます。そのほか、前庭神経の症状であるふらつきやめまいで発症する人も多くいます。

進行すると、腫瘍が大きくなり三叉神経(さんさしんけい)(顔面の感覚をつかさどる神経)や小脳をも圧迫するようになります。三叉神経が圧迫されると、顔のしびれや麻痺、あるいは痛み(三叉神経痛)などが生じます。また小脳が圧迫された場合は、ふらつきなどで歩くことが困難になったり、合併症として水頭症が生じて意識障害が現れたりします。

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