症状
肝がんは、進行しても自覚症状がない場合が多いといわれています。
進行してがんが大きくなると、上腹部の張りや痛み、圧迫感などが生じ、やせ体型の方は体表面からしこりが触れるようになります。そのほか、胆汁の通り道である胆管ががんで圧迫されると胆汁がうっ滞し、皮膚のかゆみや目・皮膚が黄色くなる“黄疸”の症状がみられます。
肝臓には体内の有害物質を解毒するほか、止血作用を持つ凝固因子や体の組織を作るために必要なタンパク質を作るはたらきがあります。肝がんがさらに進行するとこれらの機能が大幅に低下する“肝不全”という状態になります。
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