のうほうせいかんせん

膿疱性乾癬

最終更新日:
2021年04月12日
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2021/04/12
更新しました
2017/04/25
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治療

膿疱性乾癬は症状が重く多くの場合で入院での治療が必要となります。主な治療法は薬物療法、紫外線療法、顆粒球・単球吸着除去療法などです。年齢や妊娠状況を考慮しながら治療法が選択されます。

全身の炎症を抑えるために主にエトレチナート・シクロスポリン・メトトレキサート・ステロイドといった薬剤を使用します。特に近年では、“生物学的製剤”が使用できるようになったことで、外来で治療できる患者さんも増えてきました。皮膚症状には皮膚のバリア機能を保つために外用薬(塗り薬)が用いられます。ときに皮膚に人工的に紫外線を当てる紫外線療法を行うこともあります。

さらに、膿疱性乾癬では顆粒球・単球吸着除去療法と呼ばれる治療法が選択されることもあります。顆粒球・単球吸着除去療法とは、炎症を起こす原因となる血液中の活性化しすぎた好中球や単球を除去することで、症状を改善させる治療法です。

膿疱性乾癬では皮膚症状、循環器呼吸器系の症状、関節症状など生じている症状に応じて、これらの治療法が組み合わせて行われます。

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