検査・診断
虚血性心疾患の検査では、心電図検査、心エコー検査、血液検査、心筋シンチグラム、冠動脈CTやMRI、血管造影検査などが行われます。
狭心症は安静時に症状が現れない場合が多いため、運動負荷をすることで狭心症発作を誘発することがあります。心エコー検査は心電図同様簡便な検査であり、虚血に陥った心筋の運動低下を確認します。心筋シンチグラムでは血流低下を描出することができ、CTやMRIを行うことで、冠動脈病変や心筋虚血の状況も確認できます。最終的には血管造影検査にて、冠動脈の狭窄をより正確に描出して診断します。最近は、冠動脈CTが初期診断に有効とされてきています。
「虚血性心疾患」を登録すると、新着の情報をお知らせします
「虚血性心疾患」に関連する記事
虚血性心疾患に対する冠動脈バイパス術――国立国際医療センターにおける手術の特徴国立国際医療センター 心臓血管外科 医長...田村 智紀 先生
虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)の種類と症状――みぞおちの上の痛みは受診を国立国際医療センター 心臓血管外科 医長...田村 智紀 先生
虚血性心疾患が疑われたら――診断の流れと治療の選択肢NTT東日本関東病院 循環器内科 部長安東 治郎 先生
虚血性心疾患の原因と注意すべき症状――自覚症状があればすぐに受診をNTT東日本関東病院 循環器内科 部長安東 治郎 先生
虚血性心疾患の治療を遠隔で行う“ロボット補助PCI”の可能性医療法人 札幌ハートセンター 名誉会長藤田 勉 先生





