検査・診断
迷走神経反射の診断は問診が中心で、どのような状況で失神が起こったか、前駆症状はあったか、どのくらいの頻度で失神が起こっているかなど、詳しく確認します。ヘッドアップティルト試験という迷走神経反射を再現する検査が行われることもありますが、問診だけで診断がつく場合もあります。
また、失神は起立性低血圧や不整脈、急性大動脈解離、大動脈弁狭窄症、肺塞栓症、肺高血圧症、脳血管障害など多様な病気によって生じる可能性があります。そのため、このような病気が隠れていないかを調べるために、心電図、24時間ホルター心電図、運動負荷心電図、心臓超音波検査、血液検査、尿検査などが行われることもあります。
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