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金属アレルギー
金属アレルギーとは、金属に対してアレルギー反応が起こり、皮膚や粘膜に炎症性病変を発症する病気です。 原因となる金属に触れることから、接触皮膚炎として発症します。難治性のニキビや湿疹の背景に...
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皮膚

金属アレルギーきんぞくあれるぎー

更新日時: 2018 年 08 月 24 日【更新履歴
更新履歴
2018 年 08 月 24 日
内容を更新しました。
2017 年 04 月 25 日
掲載しました。
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概要

金属アレルギーとは、金属に対してアレルギー反応が起こり、皮膚や粘膜に炎症性病変を発症する病気です。

原因となる金属に触れることから、接触皮膚炎として発症します。難治性のニキビや湿疹の背景に、金属アレルギーが隠れていることもあります。

金属アレルギーの治療を行う際には、原因となりうる金属や日用品を特定することが大切です。

原因

金属アレルギーは、自己の免疫機能が、原因となる金属を身体にとって有毒なものとして認識することで発症します。

原因となる金属として、ニッケルやクロム、コバルトなどの金属が挙げられます。しかし、すべての人がこうした金属に対して反応するわけではありません。

ニッケルやクロム、コバルトなどは日常生活において触れるものに多く含まれています。ピアスやネックレス、指輪などのアクセサリーをはじめ、時計、ベルトのバックル、革製品、化粧品、クレヨンに至るまで、あらゆるものに原因となりうる金属が含まれています。

さらに、歯科治療で使用される金属の被せものにもさまざまな金属が含まれており、これにより金属アレルギーを引き起こすことがあります。

原因となる金属は、汗と接触することでイオン化しやすいものも多いです。そのため、汗をかいた状態を放置することで金属アレルギーが誘発されやすくなります。

また、金属は食事にも含まれており、ワインやナッツ、香辛料、たばこやチョコレートなど金属を多く含む食品のとりすぎは、金属アレルギーを助長してしまうことがあります。

症状

原因となる金属が皮膚に接触した場合には、接触皮膚炎と呼ばれる状態で発症します。接触した部位と一致した赤みやブツブツ、腫れやかゆみなどが現れるようになります。かゆみのために病変部位をかくと、皮膚損傷を誘発することになり、周囲にも炎症が広がることがあります。

また、炎症の程度が強い場合には、水ぶくれができることもあり、発熱や全身倦怠感などの全身症状につながることもあります。

さらに、病変部位に対して細菌感染が合併することもあり、この場合には(うみ)がでたり、痛みや発赤が強くなったりするなどの症状がみられます。

歯科治療の被せものが原因となっている場合には、口腔内の粘膜に病変を引き起こします。具体的には、接触する部位における口内炎や舌炎が生じます。また、粘膜がただれてびらんになったり、発赤(ほっせき)を生じたり、白く厚くなったりすることがあります。

検査・診断

金属アレルギーは、Ⅳ型アレルギーと呼ばれるタイプのアレルギーを原因として発症します。原因となる金属がⅣ型アレルギーを引き起こしていることを確認するために、パッチテストと呼ばれる検査が行われます。

パッチテストでは、原因が疑われる金属を皮膚に貼付けてそれに対する皮膚変化を観察します。皮膚に金属を2日間貼り付けたままにした後に剥がして、結果判定を行います。金属アレルギーである場合には、原因となる金属に一致して皮膚の炎症反応(赤みや腫れなど)が確認できます。

治療

金属アレルギーでは、可能な限り原因となる金属に対しての接触を避けることが重要です。

一度、金属アレルギーを発症すると、完全に体質を変えることは難しくなります。装飾品にはニッケルが使われていることも多いため、使用されている金属を確認し、原因となる金属を避けることが大切です。

ピアスの穴をあける際にも、金属アレルギーを誘発しやすい金属を使用していないか確認することが必要です。

生じている皮膚炎に対しては軟膏や内服薬が適応になります。皮膚の炎症を抑えるためにステロイド軟膏が使用され、炎症の程度が広く強い場合には内服薬が適応になります。金属アレルギーではかゆみを伴うことも多いため、抗ヒスタミン薬などのかゆみ止めを使用することもあります。

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