もんみゃくあつこうしんしょう

門脈圧亢進症

症状

門脈圧亢進症では、食道胃静脈瘤、腹水・胸水貯留、肝性脳症、脾腫・脾機能亢進症などさまざまな症状が出現します。胃食道静脈瘤を発症すると、静脈瘤破裂から出血をきたすことになり、吐血や下血などの症状を呈します。また、胸水や腹水が貯留することから呼吸困難を伴うことがあったり、腹水に細菌が感染し、発熱や腹痛を伴う特発性細菌性腹膜炎を起こしたりすることもあります。

さらに、門脈圧亢進症では意識障害や昼夜逆転などを呈することがあり得る肝性脳症を起こします。脾腫・脾機能亢進症を発症すると、全身倦怠感や出血傾向、貧血などの症状を呈することになります。

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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