検査・診断
肺非結核性抗酸菌症の主な検査は、画像検査(胸部レントゲン検査・胸部CT検査)、喀痰検査です。非結核性抗酸菌症では画像検査で特徴的な影が写ります。喀痰検査では痰を採取して痰に含まれる菌を培養し、菌の存在や種類を確認します。
非結核性抗酸菌症の原因菌の多くは増殖スピードが非常に遅く、検査結果が確定するまでに数週間を要することがあります。また、症状がないこともあるため、喀痰を得ることが難しい場合もあります。こうした場合には、細長い気管支鏡(肺を診るカメラ)を口や鼻から喉に通して気管支の痰を採取する気管支鏡検査が行われます。
皮膚非結核性抗酸菌症では、病変から膿や組織などを採取して検査します。
医師の方へ
「非結核性抗酸菌症」を登録すると、新着の情報をお知らせします