症状
骨肉腫の好発部位は、大腿骨遠位部・脛骨近位部・上腕骨近位部などです。発生部位に関連して痛みが現れるようになります。しかし実際は、痛みの原因が関節や靭帯の損傷、あるいは成長痛であることのほうが圧倒的に多く、発症頻度から考えると、骨肉腫である可能性は非常に低いといえます。
よくある筋肉痛や靭帯損傷ではなく、骨肉腫を疑う状況としては、湿布など消炎鎮痛治療を受けて3~4週間たってもひかないようなしつこい痛み、夜間や運動をしていないときに同じところが痛む、関節から少し離れたところが痛む、痛いところが腫れているなどです。
「骨肉腫」を登録すると、新着の情報をお知らせします
「骨肉腫」に関連する記事
骨肉腫は何が原因で発症するの? ~関連する病気や危険因子とは~国立がん研究センター中央病院 骨軟部腫瘍...小林 英介 先生
進行した骨肉腫の症状や治療法とは?~進行に伴う症状はさまざま、ときに軽いけがで骨折することも~国立がん研究センター中央病院 骨軟部腫...川井 章 先生
骨肉腫の痛みの特徴とは? ~同じ症状がある別の疾患や、痛みがあるときの受診の目安~国立がん研究センター中央病院 骨軟部腫...川井 章 先生
骨肉腫のチェック項目とは?~痛みや腫れ、熱っぽさ、骨折が起こることがある~国立がん研究センター中央病院 骨軟部腫瘍...岩田 慎太郎 先生
骨肉腫ではどんな症状が出るの?~痛みや腫れ、熱っぽさが次第に悪化する〜国立がん研究センター中央病院 骨軟部腫瘍...岩田 慎太郎 先生





