症状
鼻茸が小さいうちは症状がないこともある一方、下記のような自覚症状が現れることもあります。
鼻づまり
鼻茸は鼻の中に生じるため、空気の通り道が狭くなってしまい、鼻づまりになることがあります。
においを感じにくい
においを感じる神経の周りの鼻の通りが悪くなるために、においを感じにくくなります。特に好酸球性副鼻腔炎に伴う鼻茸の場合によく見られます。
味が分かりにくい
食べ物の味はにおいとも深く関係しているため、嗅覚が障害され、同時に食べ物の味すなわち風味も分かりにくくなることがあります。
そのほか、喉の奥に鼻水やものがたれ込む感じがすることもあります。さらに、歯の痛みや顔面の痛み、頭痛などの症状が生じることもありますし、いびきの症状が出現することもあります。
鼻茸の患者のなかには、アスピリンに対して過敏性を伴う人もいます。この場合、感冒時にアスピリンなどの解熱鎮痛薬を含む風邪薬を内服することで、息苦しさなどの喘息症状や鼻水などの鼻症状が出現することがあります。そのため、こうしたリスクについても注意することが大切です。
医師の方へ
「鼻茸」を登録すると、新着の情報をお知らせします