原因
慢性再発性多発性骨髄炎(CRMO)は1972年、掌蹠膿疱症に伴う骨関節炎(PAO)は1981年、SAPHO症候群は1987年にその概念が提唱された、比較的新しい病気です。発症には、遺伝的素因や細菌感染、アレルギー、自己免疫反応などの関連が指摘されていますが、はっきりとした原因は分かっていません(2020年11月時点)。扁桃炎や歯周炎などの病巣感染が原因として注目されており、扁桃摘出術や歯周炎治療による骨関節炎の改善例も多く報告されています。
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