さいせいいりょう

再生医療

最終更新日:
2022年12月23日
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2022/12/23
更新しました
2020/04/21
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治療

現在、健康保険を適用して使うことができる再生医療等製品は16種類あります(2022年6月時点)。なお、多くの場合は体性幹細胞を用いますが、近年は遺伝子発現を用いる製品も現れています。

健康保険が適用される再生医療の例

など

一方、多能性幹細胞であるES細胞とiPS細胞のうち、iPS細胞から作られた網膜組織が加齢黄斑変性の患者に移植されるなど、治療への実用化が始まっているものの、保険適用となっているものはありません。研究の段階であるため“治療”というよりはむしろ“研究”といってよいでしょう。現在は、パーキンソン病脳梗塞水疱性角膜症鼓膜損傷、重症心筋症口唇口蓋裂歯周病糖尿病先天性食道閉鎖症、クローン病、潰瘍性大腸炎肝硬変卵巣がん子宮頸がん変形性関節症、難治性骨折、閉塞性動脈硬化症、再生不良性貧血、表皮水泡症などに対する治療への応用が研究されています。

しかし、これら多能性幹細胞はがん化するリスクが現状では否定できません。また、ES細胞は本来胎児として成長するはずの受精卵を用いるため、倫理面で議論を呼ぶこともあります。

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