ぎっくりごし

ぎっくり腰

別名:急性腰痛症/腰痛症
骨・関節

目次

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概要

ぎっくり腰とは、正式には「急性腰痛症」と呼ばれ、(1)急激に発症する腰痛、(2)動作による痛みの悪化、(3)明らかな神経痛や麻痺などは合併しない、(4)レントゲンやMRIでははっきりした異常所見がない、(5)比較的短期間で治るなどを満たすものを言います。すなわちはっきりした診断はつかないが短期間でおさまる腰痛、とも言えます。ぎっくり腰は、些細なきっかけでも突然起こることがあります。またぎっくり腰は、腰痛症と呼称される場合もあります。

原因

ぎっくり腰の原因ははっきり特定されていません。筋肉の捻挫のようなもの・炎症、関節(腰椎にも関節があります)の捻挫・炎症、線維輪(椎間板の外側)の亀裂その他原因となる可能性は多部位にありえます。

ぎっくり腰を起こす要因

ぎっくり腰は、「急性腰痛症」という正式名称からも想像されるように、急激な動作に伴って発症する場合が多いのですが、特に負荷もなく些細なきっかけで発症することも珍しくありません。

症状

原因となる動作に伴って突然腰が痛くなり、動けなくなります。多くは1~2週間程度で自然に回復します。

注意が必要な状況

時間がたっても症状が改善しない、下半身に痛みやしびれがある、といった場合には椎間板ヘルニアなどの病気が隠れていることがあるため、注意が必要です。

発症しやすい時間帯

デスクワークなどを長時間行うと、腰への負担が強くなります。そのため、身体反応が低下している午前中と昼休憩の後である14~15時は、発症しやすい時間帯であると考えられます。

 

検査・診断

ぎっくり腰は、発症した状況や症状、病歴などから疑われます。誘因となった動作は、はっきりすることもあれば、しないこともあります。

検査としては、他の病気との鑑別のために、腰部の単純レントゲン写真やMRIなどの画像検査が検討されます。特にMRIは、脊椎の中に位置する脊髄と髄核などの位置関係を詳細に描出することが可能です。

治療

ぎっくり腰は、普段通りに生活をしていても、数日~数週間で症状が落ち着くことが多いです。痛みが強い場合には、湿布や痛み止め、軽いストレッチなどが効果を示すこともあります。また、コルセットを使用することで症状が緩和することがあります。

椎間板ヘルニアや圧迫骨折、神経の障害などが潜んでいることもあるため、下記のような場合には、自己判断を避け、整形外科を受診することをお勧めします。

  • 痛みがとても強い
  • 時間がたっても症状が改善しない
  • 足がしびれる、爪先が動かない
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