原因
アレルギー反応
まったく無害なものに対しても過剰な免疫反応を起こすことがあり、これをアレルギー反応といいます。アレルギー性結膜炎の原因はこのアレルギー反応です。人間の体には、免疫と呼ばれる体内に入ってくる異物を排除しようとする仕組みがあります。本来の免疫反応は、細菌やウイルスなどヒトにとって有害なものから体を守るはたらきを持っています。
アレルギー反応が引き起こされると、肥満細胞などのアレルギーに関連する一連の反応が生じてヒスタミンなどが放出、眼の知覚神経や毛細血管が刺激された結果、眼の血管が拡張して充血する、かゆみが生じる、涙が増えるなどのアレルギー症状が出現します。なお、アレルギーをベースに発症する病気としては、アレルギー性結膜炎以外にもアトピー性皮膚炎、食物アレルギー、喘息などが知られています。
アレルギー反応の原因となるもの
アレルギー性結膜炎では、スギやヒノキなどの花粉、ダニなどに対してアレルギー反応を起こすことで発症します。花粉は季節的に飛散しやすい時期があり、その時期に一致する形でアレルギー性結膜炎が生じることが多く、このタイプのものを季節性アレルギー性結膜炎と呼びます。
そのほか、季節とは関係なくアレルギー性結膜炎が生じることもあり、こちらは通年性アレルギー性結膜炎と呼びます。近年、日本では花粉症が増加しており、アレルギー結膜疾患の中では季節性のアレルギー性結膜炎が大多数を占めています。
実績のある医師
周辺でアレルギー性結膜炎の実績がある医師
順天堂大学 医学部 眼科学教室 准教授
内科、血液内科、膠原病・リウマチ内科、外科、精神科、神経内科、脳神経外科、呼吸器外科、消化器外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、小児外科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、肛門科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、歯科口腔外科、麻酔科、乳腺外科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科
東京都文京区本郷3丁目1-3
JR中央線(快速)「御茶ノ水」御茶ノ水橋口 JR中央・総武線も乗り入れ、東京メトロ丸ノ内線も利用可 徒歩5分、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」 徒歩7分
医師の方へ
アレルギー性結膜炎の概要、診断方針、治療方針をまとめて確認することができます。
この記事は参考になりましたか?
なお、こちらで頂いたご意見への返信はおこなっておりません。医療相談をご要望の方はこちらからどうぞ。
「アレルギー性結膜炎」を登録すると、新着の情報をお知らせします