べーちぇっとびょう

ベーチェット病

最終更新日:
2020年10月09日
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2020/10/09
更新しました
2017/04/25
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症状

ベーチェット病は体のさまざまな部位に繰り返し“炎症発作”が引き起こされる病気です。

症状の現れ方は人によって異なりますが、発症するとほぼ100%で口の中になかなか治らない口内炎や外陰部の粘膜に潰瘍が多数できるようになります。また、皮膚には1~数cmほどの赤いしこりやにきびのような発疹が見られることも多く、目の網膜などを含む“ぶどう膜”と呼ばれる部分に炎症を引き起こすぶどう膜炎を発症することが多いとされています。

これらの症状はよくなったり悪くなったりを繰り返し、次第に症状が悪化していくことも少なくありません。特にぶどう膜炎は悪化すると失明を引き起こすことがあるため注意が必要です。

そのほか、重症な場合にはこれらの症状だけでなく、関節や副睾丸などに炎症を起こしたり消化管・血管・神経といった重要な器官にも炎症が及んだりすることがあり、消化管に穴が開く、形成された動脈瘤が破裂するといった命に関わる症状が引き起こされることもめずらしくありません。

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