検査・診断
ロタウイルスの急性胃腸炎は、臨床経過や身体診察から診断できることも多々あります。ロタウイルスは冬季に流行することが多く、特に集団感染を起こすこともあり、こうした季節的・環境的な情報も診断の役に立ちます。
また、脱水症状が強い場合や合併症を伴っている場合においては、便を用いた検査によって確定診断がつくこともあります。約15分で結果が判明できる、簡便で迅速な検査です。
脱水が進行すると腎機能にも影響が生じたり、電解質異常やアシドーシスが進行したりすることがあります。輸液の適応かどうか、それ以上の治療介入が必要かを判断するために、血液検査や尿検査が行われることもあります。
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