せんたんきょだいしょう

先端巨大症

同義語
下垂体性成長ホルモン分泌亢進症
俗称/その他
巨人症
最終更新日:
2023年09月13日
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2023/09/13
更新しました
2023/06/30
更新しました
2017/04/25
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症状

先端巨大症は長期間にわたる成長ホルモンの過剰分泌や、それに伴うインスリン様増殖因子-Iの高値が生じることで、主に軟部組織の肥大と骨の変化をきたします。

また、体の先端部分が肥大化するほか、あごやおでこの突出・鼻や唇の肥大、下顎が突出することによる噛み合わせの異常が引き起こされるようになります(先端巨大症様顔貌)。手足の容積も肥大化していくため、靴が小さくなる・指輪が入らなくなったといった変化がみられるようになります。

これらの容貌の変化以外にも、多汗や手根管症候群睡眠時無呼吸症候群高血圧糖尿病心不全などさまざまな症状を引き起こします。原因となる下垂体腫瘍が大きくなると頭痛が生じるようになり、上部の視神経を圧迫すると視力や視野の異常がみられることもあります。

さらに、腫瘍が大きくなると正常な下垂体を圧迫するため、そのほかのホルモン分泌の低下を伴うことも多く、生理不順や性欲低下などの症状が生じることがあります。

また、大腸がん甲状腺がんのリスクが増える可能性があります。

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