予防
原発性腋窩多汗症は明確な発症メカニズムが解明されていないため、完全な予防策はないのが現状です。
一方で、腋の下の汗は精神的な興奮の高ぶりによって分泌が促されやすいため、緊張感の強い場面を避ける、ストレスをためない生活を心掛けるといった対策を講じることで症状を和らげることができることもあります。
また、汗のシミなどが気になって社会生活に苦痛を感じるような場合は、腋の下用のパッドを使用するなどの対策も有用です。
「原発性腋窩多汗症」を登録すると、新着の情報をお知らせします
「原発性腋窩多汗症」に関連する記事
- 多量の腋汗(わきあせ)と気になる“におい”――原発性腋窩多汗症が精神・社会生活に及ぼす影響とは?秋葉原スキンクリニック堀内 祐紀 先生
- 思春期(中高生)に発症しやすい原発性腋窩多汗症とは? ――多量の汗に対する治療法神奈川県立こども医療センター 皮膚科 部...馬場 直子 先生
- 夏でも汗染みを気にせず好きな服を着るために――原発性腋窩多汗症は病院で治療を西宮渡辺脳卒中・心臓リハビリテーション病...皐月 玲子 先生
- 原発性腋窩多汗症が日常生活に与える影響とは? 汗による精神的不安や経済的負担を和らげるために長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 皮膚...室田 浩之 先生
- 多量の腋汗(わきあせ)とニオイは対策できる? 原発性腋窩多汗症の患者さんができること山梨大学医学部附属病院 形成外科 教授・...百澤 明 先生