検査・診断
原発性腋窩多汗症は通常の病気のように血液検査や画像検査などで診断を下すことはできません。多くの汗が分泌されることによる生活への支障、汗のかき方などを医師が詳しく問診したうえで診断が下されます。
なお、日本皮膚科学会が発行する“原発性局所多汗症診療ガイドライン(2015年改訂版)”の診断基準によれば、腋の下の多汗が6か月以上続いていることに加えて
- 発症が25歳以下である
- 左右対称の発汗が見られる
- 睡眠中は発汗が止まっている
- 1回/週以上の多汗のエピソードがある
- 家族歴が見られる
- それらにより日常生活に支障をきたす
という6つの項目のうち、2つ以上に当てはまる場合を原発性腋窩多汗症としています。
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