原因
現時点では、原発性腋窩多汗症の発症メカニズムは、はっきりとは解明されていません(2020年12月時点)。一方で、原発性腋窩多汗症は同じ家系の人に発症しやすいことから、遺伝との関連が指摘されています。
また、腋の下では気温や体温が上昇したときに体温調節を行うために汗の分泌が促されるほか、ストレスや緊張感などを覚えたときに自律神経のはたらきによって汗の分泌が促される傾向があることも分かっています。そのため、原発性腋窩多汗症は精神的なストレスなどを感じやすい人が発症するケースが多く、特に不安症(不安障害)や対人恐怖症などの病気に併発しやすいとの報告も少なくありません。
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