治療
咽頭炎の治療は対症療法が中心となります。喉の痛みや発熱に対して解熱鎮痛剤や漢方薬を用いたり、脱水にならないよう食事形態を工夫して水分摂取を心掛けたりします。症状が強く水が飲めない場合には、入院して点滴などをすることがあります。
インフルエンザの場合には、幼児や高齢者においては抗インフルエンザ薬の使用が有用な場合がありますが、大多数は自然に軽快します。溶連菌の場合には、抗生物質を使用することで周囲への感染拡大を予防するばかりでなく、リウマチ熱や糸球体腎臓、心内膜炎などの発症予防となるため、症状が治まっても処方された薬剤は飲み切ることが重要です。
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