症状
咽頭炎では、喉の痛みや違和感、ものを飲み込んだときの痛みが症状として現れます。
特にお子さんの場合には唾液の飲み込みにも支障をきたすことから、よだれが多くなることがあります。また、喉の痛みに関連して水分や食事がうまく摂取できなくなると、脱水症状を起こすこともあります。
さらに、こうしたのどの症状だけでなく、以下のような症状が現れることもあります。
- 発熱
- 倦怠感
- 首のリンパ節の腫れ
- 頭痛
- 吐き気
- 腹痛
など
また、痛くて唾がまったく飲み込めない、口が開きにくいなどの症状があるときには重症の感染症の可能性があるため、早期に耳鼻科がある病院を受診する必要があります。
溶連菌が原因の場合には、数週間後にリウマチ熱や糸球体腎炎などの合併症が生じることがあり、関節痛や血尿、むくみなどがみられることもあります。
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