症状
多発外傷では、意識状態や呼吸状態、血圧など、生命を維持するための機能に異常が生じることが多いです。
- 意識がはっきりとしなくなる
- 呼吸回数が増える
- 血圧が低下する など
また、以下のように外傷が生じた臓器に関連した損傷がみられます
頭部の場合
頸部(首)の場合
- 頸椎骨折
- 脊髄損傷 など
胸部の場合
腹部の場合
肋骨損傷が多発すると、フレイルチェストと呼ばれる病態を示すこともあります。
- 肝臓や脾臓、腎臓の損傷をきっかけとした大量出血
- 腸間膜の損傷
胸部から腹部にわたる大動脈損傷や、四肢・骨盤部の骨折を来すこともあります。この場合、大量出血や機能障害を来すことがあります。
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