治療
小児急性白血病の治療の中心は各種薬剤を組み合わせた化学療法です。特に発症間もなくからしばらくはとても強力な化学療法を行うことになるため、入院治療にて行うことが多いです。
治療経過で赤血球や血小板の輸血が必要になることも多いですし、感染症を併発して抗生物質が使用されることもあります。また、化学療法では吐き気などの一般的にみられる副作用以外にも、使用する薬剤に特徴的な副作用が出現することがあります。これらの副作用にも適切に対応することが求められます。
小児急性リンパ性白血病では、入院治療が終了した後もしばらくは外来で抗がん剤の内服を継続します。このころには白血病による症状は消失しているため、学校へ通うことも十分可能ですが、薬の副作用が出現することがあります。またなかには白血病が再発することもあるため、定期的に外来を受診して様子をみることが必要です。
小児急性白血病は、化学療法だけでは治癒が難しいこともあります。化学療法による治療効果が期待できない場合には、造血幹細胞移植が選択されることになります。
小児急性白血病は治癒をしても、化学療法に関連した晩期合併症が発生することもあります。さらに、小児期にがんにかかった、という事実から成長と共に悩みを抱えることもあります。こうした面をフォローするためにも、白血病が治った後も、長期的なサポートを行うことが重要です。
実績のある医師
周辺で小児急性白血病の実績がある医師
東京都立小児総合医療センター 血液・腫瘍科 部長
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