治療
1型糖尿病か2型糖尿病かによって治療方法が異なります。しかしいずれの場合であっても、血糖コントロールを良好に保ちながら、長期合併症を予防することが重要になります。
1型糖尿病
1型糖尿病は、体内のインスリンをつくる細胞が破壊されている状態のため、経口血糖降下剤などの内服薬の適応はなく、インスリン療法を一生涯にわたって行う必要があります。インスリン療法をきちんと行うことで、健常な子どもと同じような日常生活を送ることが可能です。
インスリン製剤の種類や注射の方法はさまざまで、患者さんごとに適したインスリン製剤、注射方法が選択されます。また、1型糖尿病の場合は食事療法の必要はありませんが、栄養バランスの取れた規則正しい食事を心がけることで、血糖コントロールの改善が期待できます。
2型糖尿病
2型糖尿病の場合は、食事療法や運動療法が治療の基本です。肥満や食べ過ぎが原因と考えられる場合には、年齢に合わせた必要摂取カロリーを意識した食事制限が必要となります。ただし、成長に必要な栄養素をしっかりと摂取するために、過度な食事摂取は避けなければなりません。食事療法や運動療法のみでは十分な改善が得られない場合に、内服薬による治療やインスリン療法を行うことがあります。
実績のある医師
周辺で小児糖尿病の実績がある医師
国立成育医療研究センター 内分泌・代謝科 診療部長
内科、アレルギー科、血液内科、リウマチ科、外科、心療内科、精神科、神経内科、脳神経外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、小児外科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、歯科、矯正歯科、小児歯科、麻酔科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、免疫科
東京都世田谷区大蔵2丁目10-1
小田急線「成城学園前」南口 バスの利用も可能(所要時間約10分 小田急バス/東急バス 国立成育医療センター前下車 徒歩1分) 車5分、東急田園都市線「用賀」成城学園前駅行 国立成育医療センター前下車 徒歩1分 バス15分
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