にょうどうかれつ

尿道下裂

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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症状

尿道下裂の主な症状は、立居排尿の障害と陰茎の弯曲です。立居排尿の障害とは、陰茎の腹側に尿道が開いているため、おしっこをする際に前方に飛ばせない(いわゆる、立ちしょんべんができない)状態です。

陰茎の弯曲とは、尿道下裂では陰茎周囲の皮膚の付着異常のほか、陰茎腹側に尿道索といわれる瘢痕化した硬い不全形成尿道があることが多いため、陰茎が下向き(陰茎の腹側のほう)に曲がった状態になることを指します。尿道下裂によって陰茎の弯曲を起こすと、勃起時に陰茎がまっすぐにならず、性交時に膣内に陰茎を挿入することができなくなります。なお陰茎の弯曲度(重症度)は、尿道の開く部位によって変わってきます。

また、高頻度に合併する停留精巣とは、本来陰嚢の中におさまるべき精巣がおさまっておらず、お腹の中や鼠径部などに存在する状態です。停留精巣を放置すると、精巣腫瘍男性不妊などを生じることもあります。

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