検査・診断
心肺機能停止に至った場合は、原因を究明するために以下のような検査が行われます。しかし、心肺機能停止は応急処置が生存率を高めるうえで非常に重要となるため、検査を行うよりも前に治療が開始されることがほとんどです。
心電図検査
心肺機能停止の原因として多い心室細動や完全房室ブロックなどの致死的な不整脈や心筋梗塞の有無を調べるためには心電図検査が必要になります。
血液検査
心肺機能停止は心筋梗塞、肺血栓塞栓症、大動脈解離などの心血管疾患、高カリウム血症などの電解質異常、重症肺炎・敗血症などの炎症を引き起こす病気が原因となることがあるため、全身の状態を評価するために血液検査を行うことがあります。
画像検査
心肺機能停止を引き起こし得る病気の有無を調べるため、X線、CT、超音波などを用いた画像検査を行うことがあります。
医師の方へ
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