症状
小児気管支喘息では主に、息を吐くときに「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という音が鳴る喘鳴と、繰り返す咳がよくみられます。これらの発作は、季節の変わり目や、夜間から早朝にかけて悪化しやすいことが特徴です。また、激しく遊んだ後や運動した後には、“運動誘発喘息”と呼ばれる発作が引き起こされる場合もあります。
乳幼児では苦しさを言葉で伝えられず、機嫌が悪くなったり、泣いたりするなどの変化として現れます。また、明確な咳や喘鳴が聞こえにくかったり、気道が細いため単なるかぜ(ウイルス感染)でも一時的にゼーゼーしやすかったりするため、ほかの病気との見極めが難しい時期だといわれています。
以下のような様子がみられる場合や、呼吸音が弱くなった場合などは、すぐに医療機関を受診しましょう。
- いつもと違う様子……話ができない(一言しか話せない、返事ができない)、ご飯を食べられない、母乳やミルクを飲まない、眠れない、歩けない、ボーッとしている、興奮している、脈が速い、唇の色や顔色が悪いなどの状態は注意が必要です。
- 陥没呼吸……息を吸うときに鎖骨の間や肋骨の間がペコペコとへこむ状態です。
- 起座呼吸……苦しくて横になれず、座り込まないと息ができない状態です。
- シーソー呼吸……呼吸時に胸とお腹がシーソーのように交互に膨らんだりへこんだりする状態です。
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