検査・診断
診察では、まず症状や病歴、放射線被曝歴、家族歴について確認した後、甲状腺周辺を観察したうえで直接触り、甲状腺の大きさや腫瘍の有無、硬さ、リンパ節腫大の有無などについて確認します。
次に、甲状腺の大きさやしこりの状態、リンパ節への転移などを調べる超音波検査、その結果に応じてしこりが悪性であるかなどを調べる穿刺吸引細胞診を行います。 穿刺吸引細胞診は、超音波でしこりの場所を確認しながら針を刺し、しこりの細胞を吸い取って顕微鏡で調べる検査です。このとき、腫瘍の種類によっては必要に応じてサイログロブリンやカルシトニンなどの数値を調べることもあります。
そのほかの補助的検査としては、血液検査による甲状腺機能検査があります。また、髄様がんに対しては、腫瘍マーカーである血中カルシトニン、CEA値の測定や、遺伝性髄様がんの確認や否定のためにRET遺伝子の検査が行われることもあります。
さらに必要に応じてがんの広がりや転移を確認するためのCT検査やMRI検査、PET/CT検査などの画像検査、バセドウ病など別の病気にかかっているか確認するために放射性ヨウ素を用いた甲状腺シンチグラフィが行われることもあります。
実績のある医師
周辺で甲状腺がんの実績がある医師
日本医科大学付属病院 内分泌外科 部長、日本医科大学 大学院医学研究科 内分泌外科学分野 大学院教授
内科、血液内科、リウマチ科、外科、東洋医学科、脳神経外科、呼吸器外科、消化器外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、整形外科、形成外科、美容外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、歯科、麻酔科、ペインクリニック科、乳腺外科、呼吸器内科、循環器内科、緩和ケア内科、消化器内科、肝臓内科、糖尿病内科、内分泌内科、代謝内科、膠原病内科、脳神経内科、老年内科、内分泌外科、放射線治療科、頭頸部外科、精神神経科、総合診療科、病理診断科
東京都文京区千駄木1丁目1-5
東京メトロ南北線「東大前」2番出口 徒歩5分、東京メトロ千代田線「千駄木」1番出口 徒歩7分、都営三田線「白山」A2、A3出口 徒歩10分、JR山手線「日暮里」東口より病院送迎車運行 バス
NTT東日本関東病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 部長
内科、消化器内科、循環器内科、腫瘍内科、血液内科、糖尿病・内分泌内科、高血圧・腎臓内科、感染症内科、精神科、呼吸器内科、緩和ケア内科、脳神経内科、脳血管内科、小児科、外科、乳腺外科、形成外科、脳神経外科、心臓血管外科、整形外科、呼吸器外科、歯科口腔外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、頭頸部外科、リウマチ膠原病科、放射線科、リハビリテーション科、救急科、麻酔科(ペインクリニック内科)、病理診断科
東京都品川区東五反田5丁目9-22
都営浅草線「五反田」 徒歩5分、JR山手線「五反田」東口より病院シャトルバスも運行あり 徒歩7分
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