治療
皮膚筋炎の治療は薬物療法が中心となります。主に経口ステロイドを使用し、一般的には中~高用量ステロイド療法を2週間ほど行います。はじめは大量服用が必要ですが、病気の回復を見ながら2~3か月かけて徐々に一定の量にまで減量していきます。
ステロイドの使用量や期間を低減するため、メトトレキサート、アザチオプリンなどの免疫抑制薬を用いることもあります。皮膚症状のみの場合は、ステロイドやタクロリムス外用による局所治療が優先されます。
また、筋力低下の更なる改善を目的に点滴静注による免疫グロブリン大量療法を行うこともあります。間質性肺疾患では急速に悪化すると命に関わることもあるため、早急な治療が必要となり、ステロイドや免疫抑制薬(タクロリムス、シクロホスファミドなど)を用いて治療を行う場合もあります。
筋炎に伴う筋力低下が見られた場合には、薬物療法とともに早期からのリハビリテーションが重要な治療です。リハビリの開始時期やその運動強度は患者さんによって異なりますが、リハビリにより筋肉の炎症を抑える効果や筋肉内のエネルギーを産生するミトコンドリアの機能が改善することが分かってきたため、最近では、早期より病状に応じたリハビリを導入していくことが重要であると考えられています。
実績のある医師
周辺で皮膚筋炎の実績がある医師
日本医科大学 大学院医学研究科アレルギー膠原病内科学分野 大学院教授 、日本医科大学付属病院 リウマチ・膠原病内科 部長、強皮症・筋炎先進医療センター センター長
内科、血液内科、リウマチ科、外科、東洋医学科、脳神経外科、呼吸器外科、消化器外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、整形外科、形成外科、美容外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、歯科、麻酔科、ペインクリニック科、乳腺外科、呼吸器内科、循環器内科、緩和ケア内科、消化器内科、肝臓内科、糖尿病内科、内分泌内科、代謝内科、膠原病内科、脳神経内科、老年内科、内分泌外科、放射線治療科、頭頸部外科、精神神経科、総合診療科、病理診断科
東京都文京区千駄木1丁目1-5
東京メトロ南北線「東大前」2番出口 徒歩5分、東京メトロ千代田線「千駄木」1番出口 徒歩7分、都営三田線「白山」A2、A3出口 徒歩10分、JR山手線「日暮里」東口より病院送迎車運行 バス
日本医科大学付属病院 講師
内科、血液内科、リウマチ科、外科、東洋医学科、脳神経外科、呼吸器外科、消化器外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、整形外科、形成外科、美容外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、歯科、麻酔科、ペインクリニック科、乳腺外科、呼吸器内科、循環器内科、緩和ケア内科、消化器内科、肝臓内科、糖尿病内科、内分泌内科、代謝内科、膠原病内科、脳神経内科、老年内科、内分泌外科、放射線治療科、頭頸部外科、精神神経科、総合診療科、病理診断科
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東海大学医学部付属八王子病院 リウマチ内科 講師・医長
内科、血液内科、リウマチ科、心療内科、精神科、脳神経外科、呼吸器外科、消化器外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、小児外科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、歯科口腔外科、麻酔科、乳腺外科、呼吸器内科、循環器内科、腫瘍内科、消化器内科、内分泌内科、代謝内科、脳神経内科、放射線診断科、放射線治療科、頭頸部外科、病理診断科
東京都八王子市石川町1838
JR八高線(八王子~高麗川)「北八王子」はちバス(約10分):東海大学八王子病院下車 徒歩15分、京王線「京王八王子」西東京バス 東海大学八王子病院下車 大03東海大学八王子病院行き、大02宇津木台(東海大学八王子病院経由)行き、大11日野駅(東海大学八王子病院経由)行き バス15分、JR中央本線(東京~塩尻)「八王子」北口 西東京バス(約15~20分)東海大学八王子病院下車 大03東海大学八王子病院行き、大02宇津木台(東海大学八王子病院経由)行き、大11日野駅(東海大学八王子病院経由)行き バス
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