種類
糖尿病性足病変にはさまざまな分類があります。日本では、足潰瘍の原因や状態を評価するために「神戸分類」が用いられることがあります。また、組織欠損(傷の大きさ)・虚血(血流障害)・感染の3つの要素から重症度を評価する「WIfI(ワイファイ)分類」が治療方針を検討する場合の参考にされることもあります。
神戸分類
足潰瘍の要因と傷の状態に基づき、4つの型に分類しています。
- タイプ1:末梢神経障害(足の感覚が鈍くなり、しびれなどが生じる病気)によって足が変形し、タコや靴擦れが原因となって生じる潰瘍です。
- タイプ2:下肢閉塞性動脈疾患(足の血管の動脈硬化により血管が狭くなったり詰まったりする病気)によって足の血流が悪くなり生じる潰瘍です。進行すると、包括的高度慢性下肢虚血(虚血状態で下肢の潰瘍や壊疽(組織の死滅)が持続する状態)と呼ばれる状態になることがあります。
- タイプ3:末梢神経障害が原因で潰瘍が生じ、潰瘍に感染を起こし軟部組織感染症(皮膚やその下の脂肪・筋肉で起こる感染症)や骨髄炎(骨の内部に起きた感染症)に至った潰瘍です。
- タイプ4:血流障害に感染が加わることで急速に悪化した潰瘍です。
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