原因
虹彩毛様体炎を起こす原因はさまざまです。大きく分けると感染症と非感染症のものがあります。感染性虹彩毛様体炎で代表的なものはヘルペスウイルス、梅毒、結核などがあります。非感染性のものであればベーチェット病、サルコイドーシス、強直性脊椎炎に伴うぶどう膜や炎症性腸疾患関連ぶどう膜炎のようなHLA B27関連ぶどう膜炎、若年性関節リウマチに伴うぶどう膜炎などがあります。これらはそれぞれの病気の特徴があり、治療の方法も異なります。
虹彩毛様体炎をおこすぶどう膜炎を、下記にまとめました。
急性
炎症が治療開始後3ヶ月以内に治まるものを急性ぶどう膜炎と定義します。
- 感染性:ヘルペス、梅毒
- 非感染性:ベーチェット、サルコイドーシス、HLA B27関連ぶどう膜炎など
慢性
炎症が治療開始しても3ヶ月以上経過しても炎症が残るものを慢性ぶどう膜炎と定義します。
- 感染性:サイトメガロウイルス、結核、(梅毒)
- 非感染性:サルコイドーシス、炎症性腸疾患、若年性関節リウマチなど
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