けっせんせいけっしょうばんげんしょうせいしはんびょう

血栓性血小板減少性紫斑病

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最終更新日:
2023年02月03日
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2023/02/03
更新しました
2023/01/26
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症状

血栓性血小板減少性紫斑病では古典的な5つの症状として、血小板の減少、溶血性貧血、腎機能障害、発熱、精神神経障害が挙げられます。ただし、症状の現れ方には個人差があり、必ず全ての症状が出るとは限りません。

血小板の減少

血小板の減少により、出血が止まりにくくなったり、皮膚に紫色の斑点(皮膚出血のあと)が生じたりすることがあります。

溶血性貧血

血液中のヘモグロビン量が低下し、立ちくらみや息切れ、めまいなどの症状が起こることがあるほか、ときに黄疸の症状を伴うこともあります。

血管のさまざまな部位で血栓が詰まることにより、通常なら細い血管を通り抜けられるはずの赤血球が血栓に物理的に破壊され、溶血性貧血を引き起こします。また、破砕赤血球(破壊されて異常な形をした赤血球)を伴います。

腎機能障害

血尿などから腎臓の異常が疑われることもあります。そのほか、尿検査による尿潜血、尿タンパク陽性などが確認されます。

発熱

37℃以上の発熱がみられることがあります。時に、39℃などの高熱を出す方もいます。

精神神経障害

頭痛など軽度な症状から、せん妄や意識障害、重症例では体の麻痺、けいれんまで多様な症状が現れることがあります。

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