かびんせいちょうしょうこうぐん

過敏性腸症候群

別名
IBS
最終更新日:
2021年01月26日
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2021/01/26
更新しました
2017/04/25
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検査・診断

過敏性腸症候群は特徴的なお腹の症状や便通異常が生じるため、特別な検査をせずに問診だけで診断が下されることも少なくありません。

しかし、なかには思いもよらない腸の病気が潜んでいる可能性もあるため、重症の場合や治療をしても症状が改善しない場合は次のような検査を行うことがあります。

血液検査

血液によって、腸の炎症の有無などを調べるための検査です。また、便通の異常はがんや甲状腺の病気などによって引き起こされることもあるため、必要に応じて貧血や甲状腺ホルモン値を調べる検査を行うことも少なくありません。

 便潜血検査

便の中に血液が混ざっているかを調べる検査です。便通の異常を引き起こす大腸がん大腸ポリープ炎症性腸疾患などの血便が生じる病気の可能性を探るために行われます。

 画像検査

腸の状態を調べるため、X線検査やCT検査などを行うことがあります。これらの画像検査により腸閉塞などの器質性疾患を調べることができます。

 大腸内視鏡検査

大腸の内部を内視鏡で詳しく観察することができる検査です。がんや炎症性腸疾患など便通の異常を引き起こす病気が疑われる際に行われます。

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