症状
1型糖尿病の典型的な症状は、口渇、多飲、多尿、体重減少です。
インスリンの分泌が低下し血糖値が上昇すると、尿中にブドウ糖が大量に排出されることで尿量が増加(多尿)し、脱水になります。その結果、喉の渇き(口渇)、大量飲水(多飲)の症状が現れます。
インスリンはブドウ糖を細胞内に取り込んでエネルギー源として利用するはたらきがあります。インスリンが不足するとブドウ糖をエネルギー源として利用できなくなるため、代わりのエネルギー源として脂肪が分解されることで体重が減少します。
なお、劇症1型糖尿病はウイルス感染をきっかけに発症することが多く、この場合には口渇、多飲、多尿の症状よりも先に、発熱や喉の痛み、腹痛、悪心、嘔吐などの感染症状が現れます。
インスリンがまったく分泌されなくなると、脂肪が分解されることでケトン体が大量に作られます。血中のケトン体が増加するとケトーシスやケトアシドーシスに陥り、生命に関わります。
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