東京慈恵会医科大学附属病院 眼科 准教授・診療医長

増田 洋一郎 ますだ よういちろう 先生

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公開日
2020/08/13

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Q&A

Q
Q:フェムトセカンドレーザー白内障手術はどの場合に適応になりますか?
A:多焦点眼内レンズ挿入術を含めた自費の白内障手術、水晶体を支えている組織の弱い症例などの通常の方法では難しい眼が適応となります(標準的な費用は40~60万円程度)。
Q
Q:フェムトセカンドレーザーのメリットは何ですか?
A:①従来の手術に比べて水晶体のカプセルの切開が正確なため、術後の眼内レンズ偏位が少なく挿入された眼内レンズの能力を最大限に引き出せる②チン小帯への負担が少ないため、眼内レンズ脱臼の危険性を減らすことができる③レーザーによる水晶体断片化により超音波使用量を軽減させ角膜にやさしいことが挙げられます。
Q
Q:多焦点眼内レンズは誰でも適応になりますか?
A:現状で使用できる多焦点眼内レンズは、適応を慎重に考慮する必要があります。まずは必要な検査をさせていただき、多焦点眼内レンズの特徴をよくご理解いただいてから、適応を慎重に検討させていただきます。
Q
Q:白内障の診療を希望する場合、何曜日に受診すればよいですか?
A:水曜日の午後、金曜日の午前に外来診療をしています。初診の際には、かかりつけ医療機関からの紹介状が必要です。慈恵医大の予約システム(https://www.hosp.jikei.ac.jp/medical/offer.html) を用いて、かかりつけ医からWebもしくはFAXにて予約していただけますとスムーズです。
Q
Q:フェムトセカンドレーザー手術を希望する場合、どのように伝えたらよろしいですか?
A:まずは一度外来に受診いただき、何でもご相談いただけましたらと思います。なお、従来の白内障手術と比べて明らかな問題点はありませんが、フェムトセカンドレーザーについていくつかご理解いただきたいこと(術後1週間程度眼球が赤くなる、手術にかかる時間が若干長くなるなど)もあります。診察時に詳しくご説明します。

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