東京慈恵会医科大学附属病院 眼科 准教授・診療医長

日本眼科学会 眼科専門医・眼科指導医 日本眼科医会 会員 日本白内障屈折矯正手術学会 会員 日本眼科手術学会 会員 日本神経眼科学会 評議員 日本網膜硝子体学会・眼科PDT研究会 PDT認定医 日本視野画像学会 評議員

増田 洋一郎 ますだ よういちろう 先生

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公開日
2020/08/13

基本情報

診療科・主な得意領域

  • 眼科
  • 増田先生の白内障の専門領域
    • ① 眼球に圧負荷をかけない眼に優しい低侵襲白内障手術
    • ② アトピー白内障・網膜色素変性に合併した白内障・チン小帯脆弱合併白内障など術後眼内レンズ偏位・落下予防のための白内障手術
    • ③難症例に対するフェムトセカンドレーザー白内障手術
    • ④多焦点眼内レンズを挿入するフェムトセカンドレーザー白内障手術

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資格・学会・役職

日本眼科学会 眼科専門医・眼科指導医
日本眼科医会 会員
日本白内障屈折矯正手術学会 会員
日本眼科手術学会 会員
日本神経眼科学会 評議員
日本網膜硝子体学会・眼科PDT研究会 PDT認定医
日本視野画像学会 評議員
  • 東京慈恵会医科大学附属病院 眼科 准教授・診療医長

所属病院

東京慈恵会医科大学附属病院

  • 救急科 総合診療科 消化器内科 肝臓内科 脳神経内科 腎臓内科 リウマチ科 膠原病内科 循環器内科 糖尿病内科 代謝内科 内分泌内科 腫瘍内科 血液内科 呼吸器内科 感染症内科 精神神経科 小児科 消化器外科 肝胆膵外科 乳腺外科 呼吸器外科 血管外科 小児外科 整形外科 脳神経外科 形成外科 心臓血管外科 婦人科 泌尿器科 眼科 耳鼻咽喉科 頭頸部外科 皮膚科 リハビリテーション科 歯科 脊椎脊髄外科 緩和ケア内科 産科 放射線科
  • 東京都港区西新橋3丁目19-18
  • 都営三田線 御成門 A5出口 徒歩3分 東京メトロ日比谷線 神谷町 3出口 徒歩7分 東京メトロ銀座線 虎ノ門 1番出口 徒歩10分
  • 03-3433-1111
公式ウェブサイト
東京慈恵会医科大学附属病院

医療記事

Q&A

Q
Q:フェムトセカンドレーザー白内障手術はどの場合に適応になりますか?
A:多焦点眼内レンズ挿入術を含めた自費の白内障手術、水晶体を支えている組織の弱い症例などの通常の方法では難しい眼が適応となります(標準的な費用は40~60万円程度)。
Q
Q:フェムトセカンドレーザーのメリットは何ですか?
A:①従来の手術に比べて水晶体のカプセルの切開が正確なため、術後の眼内レンズ偏位が少なく挿入された眼内レンズの能力を最大限に引き出せる②チン小帯への負担が少ないため、眼内レンズ脱臼の危険性を減らすことができる③レーザーによる水晶体断片化により超音波使用量を軽減させ角膜にやさしいことが挙げられます。
Q
Q:多焦点眼内レンズは誰でも適応になりますか?
A:現状で使用できる多焦点眼内レンズは、適応を慎重に考慮する必要があります。まずは必要な検査をさせていただき、多焦点眼内レンズの特徴をよくご理解いただいてから、適応を慎重に検討させていただきます。
Q
Q:白内障の診療を希望する場合、何曜日に受診すればよいですか?
A:水曜日の午後、金曜日の午前に外来診療をしています。初診の際には、かかりつけ医療機関からの紹介状が必要です。慈恵医大の予約システム(https://www.hosp.jikei.ac.jp/medical/offer.html) を用いて、かかりつけ医からWebもしくはFAXにて予約していただけますとスムーズです。
Q
Q:フェムトセカンドレーザー手術を希望する場合、どのように伝えたらよろしいですか?
A:まずは一度外来に受診いただき、何でもご相談いただけましたらと思います。なお、従来の白内障手術と比べて明らかな問題点はありませんが、フェムトセカンドレーザーについていくつかご理解いただきたいこと(術後1週間程度眼球が赤くなる、手術にかかる時間が若干長くなるなど)もあります。診察時に詳しくご説明します。

来歴等

略歴

1990年 神奈川県立柏陽高校 卒業
1997年 東京慈恵会医科大学医学部 卒業
2006年 米国スタンフォード大学 留学
2010年 厚木市立病院 上席医長
2012年 東京慈恵会医科大学眼科学講座 講師
2014年 東京慈恵医科大学葛飾医療センター 診療医長
2019年 東京慈恵会医科大学附属病院 診療医長(現職)
2023年 東京慈恵会医科大学眼科学講座 准教授(現職)

論文

  • 1. Usefulness of the Malyugin Ring upside-down technique. J Cataract Refract Surg Online Case Reports. 2024, epub ahead of print.

    Ichihara K, Masuda Y (corresponding author), Komatsu K, Ohira R, Tachibana S, Iida M, Matsuda H, Mitooka S, Nakano T.

  • 2. Assessment of Objective Visual Function Following Idebenone Administration in Patients with Leber Hereditary Optic Neuropathy. Jpn J Ophthalmol. 2024 Jul 5. doi:10.1007/s10384-024-01077-z. Online ahead of print. PMID: 38967874

    Masuda Y, Ishikawa H, Ishikawa H, Kezuka T, Miyazaki A, Matsumoto K, Gomi F, Mimura O, Shikisima K, Nakano T, Terao M.

  • 3. Factors Affecting Postoperative visual function of extended depth-of-focus intraocular lenses versus monofocal lenses. J Refract Surg. 2024; 40:e499-e505. doi: 10.3928/1081597X-20240522-01. Epub 2024 Jul 1.

    Komatsu K, Masuda Y, Tachibana S, Sano K, Iida M, Ichihara K, Oki T, Fukai K, Tatemichi M, Nakano T.

  • 4. Lens capsule pathological characteristics in cases of intraocular lens dislocation with atopic dermatitis. J Cataract Refract Surg. 2024; 50: 611-617. doi: 10.1097/j.jcrs.000000001413.

    Komatsu K, Masuda Y (corresponding author), Iwauchi A, Kubota H, Iida M, Ichihara K, Iwamoto M, Kawai K, Yamamoto N, Shimoda M, Nakano T.

  • 5. Lens thickness in atopic cataract: case-control study. J Cataract Refract Surg. 2023, 49:853-857. doi: 10.1097/j.jcrs.0000000000001227.

    Iida M, Masuda Y, Sano K, Ichihara K, Komatsu K, Shiba T, Iwaki H, Oki K, Tatemichi M, Nakano T.

  • 6. チン小帯脆弱白内障における前眼部形状の検討.IOL&RS. 2023; 37:66-71.

    大平亮,増田洋一郎,江田愛夢,長與里沙,奥出祥代,飯田 将展,市原 巧介,小松功生士,中野匡.

  • 7. Multi-Contrast Magnetic Resonance Imaging of Visual White Matter Pathways in Patients With Glaucoma

    Ogawa S, Takemura H, Horiguchi H, Miyazaki A, Matsumoto K, Masuda Y, Yoshikawa K, Nakano T.

  • 8. Behavior of Generated Gas during Femtosecond Laser Lens Irradiation in Porcine Cadaver Eyes. Appl. Sci. 2021, 11(17), 8247; https://doi.org/10.3390/app11178247 (registering DOI) - 06 Sep 2021

    Masuda Y, Oki K, Watanabe A, Ohkido M, Iwaki H, Shiba T and Nakano T.

  • 9. Surgical Technique for Pars Plana Ahmed Glaucoma Valve Implantation in Advanced Glaucoma: The Upside-Down Technique. J Glaucoma, 2021; 30: 489-496.

    Masuda Y, Saito Y, Oki T, Hayashi T, Takahashi G, Nakano T.

著書

  • 1. 増田洋一郎.頭蓋内疾患による視野障害. 眼科グラフィック. 2023; 12: 725-729.

  • 2. 増田洋一郎.手術手技のコツ アーメドupside-down法. 眼科手術. 2023; 36: 419-424.

  • 3. 増田洋一郎.眼科手術における麻酔 内眼手術. 眼科手術. 2023; 36: 333-336.

  • 4. 増田洋一郎.典型的視神経炎. 新篇眼科プラクティス. 東京:文光堂2023; 25-28. ISBN: 987-4-8306-5623-1.

  • 5. 増田洋一郎.トラブルシューティング 核が回らない. スタンダード白内障手術. 東京:株式会社メジカルビュー社2023; 104-106. ISBN: 978-4-7583-1642-2.

  • 6. 増田洋一郎.灌流ハイドロダイセクション 白内障手術パーフェクトマスター改訂増補版. 東京:中山書店2023; 42-44. ISSN: 978-4-521-74987-7.

  • 7. 増田洋一郎.白内障手術(水晶体再建術)のインフォームド・コンセント あたらしい眼科増刊号.東京:メディカル葵出版2022; 39: 93-6.

  • 8. 増田洋一郎.ハイドロダイセクション時のトラブル&リカバリー 眼科グラフィック2022年増刊. 2022; 115-21. ISSN: 2187-2422

  • 9. 増田洋一郎.Functional MRI, 拡散テンソル画像 根木昭ほか編.眼科検査ガイド第3版.東京:文光堂, 2022. ISBN: 978-4-8306-5609-5

  • 10. 増田洋一郎.Ⅴ 白内障 11. フェムトセカンドレーザー白内障手術の利点と注意する点を教えてください 木下茂編.あたらしい眼科増刊号.東京:メディカル葵出版2021; 38: 247-251.

その他

  • 【受賞】2022年 American Society of Cataract & Refractive Surgery (ASCRS) Annual Meeting Scientific Film Award(Glaucoma surgery 部門)

  • 【受賞】2022年 JSCRS学術総会 座長賞(第37回)

  • 【受賞】2019年 Asia-Pacific Association of Cataract & Refractive Surgeons (APACRS) Annual Meeting Scientific Film Award (Winner)

  • 【受賞】2019年 優秀演題賞 第58回日本白内障学会総会・第45回水晶体研究会

  • 【受賞】2019年 American Society of Cataract and Refractive Surgery (ASCRS) Annual Meeting Scientific Film Award (Runner up)

  • 【受賞】2018年 Best of JSCRS受賞 第33回JSCRS学術総会

  • 【受賞】2013年 優秀発表賞 第61回日本臨床電気生理学会

  • 【受賞】2011年 Travel Grant Award, Annual Meeting of Association for Research in Vision and Ophthalmology, 2011

  • 【受賞】2010年 座長賞 第114回日本眼科学会総会

  • 【受賞】2009年 座長賞 第113回日本眼科学会総会

  • 【週刊誌掲載】 2021年6月10日号 週刊新潮 眼内レンズについて

  • 【新聞掲載】2020年6月12日 読売新聞 朝刊 からだの質問箱 白内障手術後レンズのずれ

  • 【新聞掲載】2019年10月21日 夕刊フジ ここまで進んだ最新治療 自費の白内障手術「FLACS」とは?

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