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ニキビの場所別、原因や治し方!潰してOK?オロナイン®は効果的?ニキビ跡ができたらどうする? ◇

ニキビの場所別、原因や治し方!潰してOK?オロナイン®は効果的?ニキビ跡ができたらどうする? ◇
[医師監修] メディカルノート編集部

[医師監修] メディカルノート編集部

1.ニキビとは?

ニキビとは、医学的にいうと「尋常性ざ瘡」という名前で病気の一種です。成人の9割以上はニキビを経験しているといわれており、13歳~18歳ぐらいまでにできるニキビを「思春期ニキビ」、それ以降にできるニキビを「大人ニキビ」と呼び区別することもあります。ちなみに大人ニキビは吹き出物とも呼ばれます。慣れ親しんだものなので、「ニキビくらいでは病院には行かない」という人も多いですが、無理やりつぶしてしまうなど自己流の誤った処置をとると、どんどん悪化し肌が凸凹になってしまうクレーターの原因となるので注意が必要です。

ニキビができる原因はいくつかあります。例えば以下です。

①毛穴の皮脂が詰まってできたニキビ

皮脂などの分泌には、乾燥やストレスなどの要因が隠れています。

②炎症でできたニキビ

肌に合わない化粧品などが要因となることがあります

人によってニキビの原因は違うので、自分の肌質などを見極め治療していかなければなりませんが、まずニキビができやすい人が共通して徹底しなければならないのは丁寧な洗顔です。洗顔のポイントとしては、ぬるま湯で1日2回行うことです。泡をしっかり立てやさしく行います。すすいだ後にふき取る際もゴシゴシとこすらないことが大切です。加えて、化粧品など肌に使うものを見直してみることも大切です。自分の肌にきちんとあっているのかもう一度確認してみましょう。

年齢を重ねると肌質も大きく変わるので10代の頃から同じものを使用しているという人は特に注意してください。ニキビを繰り返しており自分に合うものが見つからない場合は、ニキビ専用の化粧水などが売られているのでそちらを試してみると良いかもしれません。それでもなかなかニキビが改善しない場合には、病院で治療を受けることも検討してみましょう。病院では、飲み薬や塗り薬による治療が主です。

2.ニキビの原因

ニキビは顔から体までさまざまな場所にできるものですが、場所によって原因は異なります。そのため、歳を重ねるにつれて若い頃にはできなかった場所にニキビが見られるようになったという人も多いです。

<顔のニキビ>

●頬にできた場合

顔のニキビのなかでも、頬にできた場合は空気中のホコリやばい菌などの汚れが関係していることが多いです。その他、シャンプーなどがしっかり洗い落とされず残ったままになっていることも挙げられます。頬にニキビができるとどうしても化粧で隠そうとしたり、髪の毛で頬を覆うへアスタイルを選びがちですが、これが逆効果となっていることも多いです。

●口周りにできた場合

この部分のニキビは体調不良を示している場合があります。疲労やストレスなどが溜まっていたり、風邪どを引いている際にもよくみられます。また、暴飲暴食で腸内環境が悪くなっていることも考えられるでしょう。意外なところでは、「冷え」も口周りのニキビの原因となっていることがあります。普段から刺激物は避け、温かい飲み物や食べ物を摂るように心がけておきます。

●鼻にできた場合

とくに目立つのが小鼻のまわりの小さなニキビです。原因は皮脂の過剰分泌で、ニキビを気にするあまり無理やり毛穴の汚れを押し出したりすることで刺激され、皮脂が余分に分泌されることが関係しています。ちなみに黒ニキビが鼻にたくさんできている状態のことを「イチゴ鼻」と呼ぶこともあります。

<身体のニキビ>

●背中にできた場合

身体のニキビにも様々な原因があります。まず背中にできた場合は、皮脂の過剰分泌が考えられます。意外ですが背中は皮脂がもともと多い場所なので、ニキビができやすい場所でもあるのです。次に洗い残しです。目が届かない分、どうしても石鹸などが残りやすい場所なので注意が必要です。

●首やデコルテにできた場合

一方で首やデコルテのニキビは汗が大きな原因となります。とくに汗をかきやすい場所なのでこまめにシャワーを浴びるか、それができない場合はふき取るだけでも違います。また首に繰り返しニキビができる場合、冷えが関係していることも少なくありません。というのも、首ニキビができやすい人は下半身が冷えやすいといわれており、血流が滞るためです。

3.こんなところにも?意外な場所にもできるニキビ

ニキビというと顔にできるものと考えられがちですが、さまざまな場所にできるものです。場所によって原因も違えば対策も違うので覚えておくと便利です。

●眉間やこめかみ、眉毛

まず、顔のなかでもなかなか知られていないのが眉間やこめかみ、眉毛にできるニキビです。これらのニキビは原因が毛穴の皮脂汚れやホルモンバランスの乱れ、不規則な生活だとされています。そこで気を付けたいのが、正しい洗顔と規則正しい生活です。睡眠をしっかりとることを心がければストレスなども溜まりにくい身体がつくれます。また、髪の毛がかかる場所でもあるので、髪のお手入れなどはしっかり行います。

●髪の生え際や頭皮

次に髪の生え際などにできるニキビです。なかには頭皮にニキビができる人もいます。これらの原因はシャンプーが正しく行われていないことが原因です。すすぎが不十分であること、ドライヤーの長時間使用、過度なブラッシングなども関係しています。さらに使用しているシャンプーが頭皮に合っていないとニキビが発生することもあるので注意しましょう。枕カバーなどは清潔に保ち、帽子などで頭皮を刺激から守る工夫も必要です。

●耳や耳たぶ

耳や耳たぶにもニキビができる人がいます。この場合は、汚れが原因であることが多いです。お風呂上りに汚れた手で耳の中を触るなどすれば蒸れて雑菌が繁殖しやすいです。また、一番耳の中が不衛生になりやすいのがイヤホンの使用です。イヤホンは、時々汚れをふき取るなどしないと雑菌がどんどん増えてしまいます。

4.ニキビができやすい食べ物とは?

ニキビと食生活は深く関係しています。なぜかというと、腸内環境の悪化がニキビを発生させる原因となるからです。ニキビを抑えるために控えたい主な食品を挙げていきます。

●炭水化物

まず炭水化物です。まったく食べないのではなく、食べすぎないように注意しましょう。ごはんやパスタ、パンやじゃがいもなどの炭水化物は胃に入り消化されると糖分になります。糖分は皮脂になるのでニキビの原因である毛穴の詰まりを生みます。

●甘いもの(糖分)

炭水化物と同じ理由で甘いものも控えます。ケーキやチョコレートなどの甘いものは、分解にたくさんのビタミンが必要になるのでビタミン不足になるうえ糖分が多く含まれているのです。

●揚げ物

揚げ物は中性脂肪の量が増加するために皮脂が過剰分泌され、毛穴を詰まらせるとされています。揚げ物が好きな人は多いですが、食べる回数に気を遣うだけでも違います。また、使い古しの油は酸化しているので使用しないようにします。

●海藻類

意外かも知れませんが、海藻類もニキビができやすい要因となることがあります。身体にはとても良いのですが、海藻に含まれる「ヨウ素」を過剰摂取すると皮脂腺から排出されるためです。ダイエットなどで食べている方もいるかも知れませんが、摂り過ぎには注意が必要です。

●刺激物

辛い食べ物は血行促進に良いと思っている人も多いですが、内臓に負担がかかりすぎるため、ニキビの原因になるとされています。ほどほどの量にしておくことが大切です。

●ジャンクフード

ジャンクフードは塩分や糖分、脂肪分が高いため食べすぎると健康だけでなく美容にも悪影響を及ぼします。

●糖分の多いジュースやカフェインを含む飲み物、アルコール

カフェインはホルモンバランスが乱れる原因となりやすく、アルコールやジュースは糖分が多く含まれているため、ニキビの原因となることがあります。

5.ニキビの治療方法いろいろ

ニキビの治療は、病院やクリニックなどで受けることができます。治療方法はさまざまですが、外用薬を用いるのが一般的です。以下が主な治療法のまとめです。

●外用薬             

特にニキビの炎症を抑えたいときには効果が期待できます。用いる薬には、抗生物質やレチノイド製薬、硫黄製薬、サリチル酸製薬などがあります。

●ホルモン治療

ニキビとホルモンには深い関わりがあり、原因となる男性ホルモンの働きを抑えることで、根本的な原因を取り除くことができる可能性があります。

●ピーリング

ピーリングの場合、古い角質除去に役立ちます。クリニックのほかエステサロンなどでも受けることができます。ただし肌への負担があり、人によっては合わない場合もあるので気を付けましょう。

●局所注射

局所注射はあまり知られていませんが、人によっては効果の高い治療法です。ケナコルト注射、プラセンタ注射、ヒアルロン酸注射などがあり、それぞれ効果も異なります。ケナコルトは炎症を抑えアトピーなどにも効果が期待できます。プラセンタは抗酸化作用があり、ヒアルロン酸はクレーターを一時的に消すことができます。

●レーザー治療

レーザーにもいくつか種類があり、炭酸ガスレーザー、ロングパルスYAGレーザー、フラクショナルCO2レーザーなどが挙げられます。根本治療にはなりませんが、無痛で治療が受けられます。

●面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)

初期の白いニキビには面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)も効果的です。この治療は、早期にニキビを取り除きたい人におすすめといえます。アクネプレッシャーという道具を用いて行います。この方法は簡単にいえばニキビを潰すことになるので、不安に思う人もいるかも知れませんが、基本的に跡が残る心配はありません。

●イオン導入

肌の調子を整えニキビの治療を目指す方法もあります。その一つが「イオン導入」です。イオン導入はビタミンCを浸透させることで皮脂の分泌を抑えるほか、美白にも効果があり、ニキビ跡にも効果的です。あくまで補助的な治療なのでピーリングなどと併用されることが多いです。同じビタミンを用いた方法で、点滴治療もあります。ニキビ以外にしわ予防などにも効果が期待できる治療法です。

6.ニキビ跡の消し方

できてしまったニキビを治療する方法だけでなく、「ニキビ跡」を消す方法もいくつかあります。病院でできる方法もありますが、ここでは家庭でできるものを紹介します。

①食生活の改善

食事と美容には深い関係があり、腸内環境の悪化でニキビができるケースは少なくありません。ニキビ改善に良いとされている食材としては、以下が挙げられます。

●柑橘類

オレンジやレモンなど柑橘類にはビタミンCが豊富に含まれます。ジュースなどにして取り入れるのも良いです。

ほうれん草

ビタミンB2が含まれお肌の再生を助けます。

ナッツ類

ナッツ類にはビタミンEが含まれ、シミの原因を防ぎ血流を良くする効果も期待できます。また、他のビタミンの効果をサポートするのでビタミンCなどと一緒に取り入れるとより効果的です。

食事の内容を毎回考えるのが大変だという人は、サプリメントなどで補う方法もあります。ちなみに甘いものや脂ものなどはニキビができやすくなるので、なるべく控えたほうがよいです。

②洗顔方法の改善や保湿

次に肌ケアの基本である洗顔です。洗顔料を使用しぬるま湯でしっかりと洗います。ポイントとしては、すすぎ残しに注意すること、また洗いすぎは肌に良くないのでその点も気を付けます。

次に保湿です。保湿をしっかり行うことで肌のターンオーバーを正常にします。さらに乾燥による肌のバリア機能の低下を防ぐこともできます。保湿の方法としては、まず化粧水で肌を潤し、クリームや乳液で蓋をするのが基本です。順番を間違えないようにしましょう。

③質のよい睡眠

質のよい睡眠もニキビ跡の改善には欠かせません。睡眠時間を確保することが一番大切ですが、忙しくて毎日決まった時間には寝れない人もいます。その場合、まず寝る前の生活習慣を改善してみましょう。寝る直前までスマホなどを見ている人は、メラトニンという上質な睡眠に必要なホルモンの分泌を妨げてしまいます。そのため、寝る直前には部屋を暗くしてスマホ、テレビなどの画面を見ないようにします。また寝つきが悪い場合にはストレッチがおすすめです。血管拡張につながりリラックス効果もあります。

7.ニキビの芯を取るとどうなる?

「ニキビの芯は取り出した方が良い」という意見もあれば、「ニキビは触らないのが一番」という意見もあります。そのため、どうするのが一番良いのか分からないという人は多いはずです。ニキビを潰すべきかどうかは、実はニキビの状態で決まります。いわゆる潰した方が早く治るニキビというのは白ニキビ黒ニキビのことで、初期段階でまだ炎症を起こしていないために、今後ニキビが悪化するのを防ぎ跡も残らないのが特徴です。

一方、赤ニキビ黄ニキビのように炎症後のニキビを潰してしまうとニキビ跡になりシミの原因となるので注意が必要です。ニキビの芯をとる場合には病院で取り除いてもらう方法と自分で行う方法があります。病院で処置をしてもらう場合、レーザーで皮膚に穴をあけて行うので安全性も高いです。レーザーを用いることで患部が殺菌されるのもメリットの一つと言えます。一方、自分で行う場合にはコメドプレッシャーという専用の道具が必要です。数百円で手に入れることができます。

~自分で芯を取る方法~

芯を取り除くのは入浴後の皮膚がふやけたときにします。患部をコメドプレッシャーの穴の部分にそっと押しあてます。あまり力を入れなくても簡単に取り出せます。芯が出たら洗顔を軽く行ない、絆創膏などを貼っておきます。このとき絆創膏はふんわり貼るようにします。自分で芯を取り出す場合には、細菌などが入らないように手やコメドプレッシャーを清潔にしなければなりません。また、間違っても爪やピンセットなどで無理やり取り除くのはやめましょう。鼻に貼って芯を取り除くテープもありますが、周りの皮膚にも刺激が伝わってしまう可能性があり注意が必要です。

正しい方法で取り除けばニキビの跡はできないといわれています。気になってしまうかもしれませんが、できるだけ触らず、しばらくそっとしておくことも大切です。ニキビの芯を取り除くのはあくまで対症療法でしかありませんから、ニキビができにくい生活習慣や身体づくりを心がけましょう。

8.これって跡になる?ニキビをつぶしてしまった時にすべき処置

「白ニキビ」や「黒ニキビ」など初期のニキビは潰してしまっても跡にならないことが多いものの、「赤ニキビ」を潰すと跡になることが多いといわれています。触らずそっとしておくのが一番だと分かっていても、洗顔や化粧の際など思わぬときにニキビが潰れてしまったというのはよくあることです。ここでは、ニキビを潰してしまった場合の対処法を挙げていきます。

●ニキビを潰してしまったら触らない

まずニキビを潰してしまったら、それ以上触るのはやめましょう。ニキビの悪化につながります。血や膿が出てきている場合、ティッシュでやさしくふき取るだけにします。触りすぎるとそこからでたニキビ菌が他の毛穴に移りニキビを広げてしまうからです。

●洗顔をする

ふき取れたらまず洗顔をします。ぬるま湯でよく石鹸を泡立て行います。消毒をしておいた方が良いという意見もありますが、かえって治癒を遅らせてしまうことも多く、肌への刺激が強いのでおすすめしません。洗顔後はやさしく水気をふき取るだけでよいです。

●保湿をする

洗顔後に徹底したいのが保湿です。保湿に使う化粧水やクリームは普段使用しているものでかまいません。コットンなどで塗ります。肌が潤っていればいるほどニキビの跡は治りやすいです。さらに外用薬がある場合には最後に綿棒などで塗ります。ただし、しみると感じたら使用はやめましょう。悪化する原因となる可能性があります。

●紫外線対策を行う

保湿に加えてニキビが跡にならないように心がけたいのが紫外線対策です。日傘や帽子などで肌へのダメージを防ぎます。真夏はできるだけ紫外線が多く降り注いでいる時間帯には出かけないのもひとつの手です。

また、睡眠や食生活などでもニキビを潰した場所が跡になってしまうかが左右されます。規則正しい生活をとるように心がけ、ニキビができやすくなる甘いものや脂ものなどの過剰摂取を控えるよう心がけましょう。ニキビは潰れても必ずしも跡になるとは限りません。潰れてしまっても諦めずできるケアをしっかり行いましょう。

9.ニキビに効く薬について

ニキビを薬で改善しようとするときには、市販薬、処方薬、漢方の3種類があります。

まず、市販薬の場合は塗り薬が主でテラ・コートリル®、オロナイン®H軟膏などがよく用いられます。ドラッグストアでも簡単に手に入るので忙しい人は市販薬で済ませるということが多いようです。ただし、ステロイドの使用は長期間にわたると逆にニキビの原因になりかねません。そのため、一週間程度使用を続けても効果が得られない場合には、病院を受診することをおすすめします。

次に処方薬です。処方薬にはいくつか種類があり、まずは抗生物質です。飲み薬ではミノマイシンといってアクネ菌を抑え赤みを改善する効果があります。塗り薬はダラシンTなどが有名です。抗生物質は効果がでるのが早いですが、根本的な治療にはなりません。次に抗炎症剤です。ブルフェンやスタデルクリームなどがあります。皮脂分泌抑制剤がホルモンのバランスを整えるために処方されることもあり、ビタミンB2、B6などのほか、低用量ピルなどがあります。次に治療薬です。塗り薬でディフェリンゲルなどが主です。皮膚組織の回復のためにビタミン剤が処方されることもあり、吸収効率が良いのが特徴です。シナール、ハイチオールなどが挙げられます。

ニキビ治療に効果のある新薬も登場しています。過酸化ベンゾイルという成分が入ったもので、2015年に登場したばかりです。殺菌力と皮脂の過剰分泌を抑えることで海外では古くから使用されてきた成分です。角質を取り除く効果もあるので、毛穴の詰まりも予防できる万能な成分として今後の活躍が期待されています。

最後に、ニキビができやすい体質を改善したいと考えている人におすすめな漢方です。漢方は種類が多いので自分に合うものを選ぶ必要がありますが、一般的にニキビ治療に用いられるのは、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)や桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)です。病院で医師と話し合いながら、どのような漢方を選ぶか決めていくのがよい方法です。

10.ニキビのかゆみをおさえる方法

ニキビはかゆみを伴う場合もあります。かゆいとついつい寝ている時などに触ってしまい、潰してしまう恐れがあるので注意が必要です。

●かゆみの原因は?

かゆみの原因として多いのが乾燥だと言われています。乾燥状態になった皮膚は角質層のバリア機能が低下し痒くなりやすいのです。例えば、オフィスで仕事をしており、日中エアコンのきいている部屋で過ごしている場合、年齢問わず乾燥には注意が必要です。次に手についている雑菌が原因で痒みが起こっていることもあります。手以外でもシーツや枕カバーなどが原因となっていることも少なくありません。そのため、肌に触れるものは常に清潔にしておく必要があります。

●かゆみの対処法

かゆみの対処法ですが、まず患部を冷やしましょう。身体が温まれば温まるほどかゆみを感じやすいので、お風呂上りなどは特にかゆくなりやすいです。かゆくなった際は保冷剤などを使用するのがおすすめです。さらに、乾燥しないよう加湿器などをうまく利用し、洗顔後の保湿もしっかり行う必要があるでしょう。ただし、乾燥を防ごうと乳液をベタベタぬるのは逆効果です。というのも、乾燥に必要なのは水分で乳液などに含まれる油分ではありません。

かゆみがひどいときは、薬でかゆみを抑えるという方法もあります。抗ヒスタミン作用のある薬を塗ると良いです。処方薬では、リンデロンという薬がよく用いられます。ニキビがかゆいときにやってはいけないことは、かきむしることです。手の汚れがかゆみの原因にもなる上にニキビが広がる危険性もあります。さらに爪で肌が傷つけばニキビ跡にもなります。

そのほかには、食事面でビオチンという抗ヒスタミン作用のある成分が含まれるレバーなどを食べるというのもひとつの対処法です。レバーにはビタミンBも含まれているのでニキビ跡にも効果的です。ニキビができやすい人は積極的に取り入れてみると良いでしょう。

11.なかなか治らないニキビを治す方法

ニキビは原因が様々でなかなか改善されないことも多いものです。自分はどうしてニキビができやすいのかを知らない限り根本的な解決にはつながりにくいのです。ここでは、考えられる原因とそれに対する対処法をまとめます。

①ストレスが関係している場合

なかなか治らないニキビには、ストレスが関係している可能性があります。ストレスは自覚がない人も多いですが、ニキビの原因になっていることは多いものです。精神的なストレスから、身体的なストレスまで様々ですが、精神的なストレスを自覚している人は発散方法を見つけてうまく切り替えるようにするか、アロマなどリラックス効果の高いアイテムでストレスを軽減させるなども良いでしょう。身体的ストレスは、疲労や睡眠不足が多いですから、休めるときにはゆっくり休むように心がけましょう。

②ホルモンバランスの乱れが関係している場合

ホルモンはニキビと深い関わりがあります。ホルモンバランスの改善は最もニキビの改善に効果的だとされており、食事の見直しや生活習慣の見直しで効果が表れる場合があります。

③乾燥が関係している場合

乾燥肌の人はニキビができやすいです。ニキビ肌といえば「脂性の肌」をイメージしがちですが、実は乾燥からニキビができやすくなっている人は多いです。というのも、乾燥すると肌はそれに対抗する形で皮脂を大量に分泌するからで、肌は乾燥していても脂っぽくてもニキビができてしまうのです。

④食生活の影響が関係している場合

腸内環境と肌は深く関係しており、腸内環境が悪いとニキビはできやすくなります。例えば普段、ジャンクフードばかり食べていたり外食を繰り返している場合は要注意です。添加物などが多いうえに、脂質や糖分が多く、肌に悪いものがほとんどです。できる限り自炊をして栄養が偏らないよう食事を摂るようにしましょう。和食中心にするだけでも違います。仕事などで忙しく自炊は無理だという人は、サプリメントなどで栄養を補うのもひとつの手です。ビタミンCやビタミンBは特に肌の状態を保つのに大切なので、サプリメント選ぶ際には押さえておきたいものです。

12.ニキビにオロナイン®・化粧水は効果があるのか?

オロナイン®はニキビに良いとされており、とくに鼻の黒ずみなどにも効果が高いとされています。そんなオロナインの使用法で話題となっているのが、水と混ぜる方法です。「オロナイン化粧水」、もしくは「オロナイン水」と呼ばれています。

まず、オロナイン®について簡単に説明すると、1953年に大塚製薬から発売された皮膚用の抗菌軟膏剤です。ひびやあかぎれなどのほか、ニキビ、水虫、しもやけ、やけどなどにも効くとされています。用途が多いのが特徴です。主成分であるクロルヘキシジングルコン酸は殺菌効果があるためにニキビ肌を改善するとされています。さらに、保湿効果も高いです。そのまま使用するだけでもニキビに効果があるのですが、水とまぜるとより効果が実感できたという人が多いです。

~オロナイン®水の作り方~

オロナイン®水の作り方は単純で、オロナイン®と水を混ぜるだけです。オロナイン®1に対し水は4程度です。精製水を使用すると良いです。使用するタイミングは、洗顔後や化粧水の後が良いです。塗る時は顔全体にすっとなじませるだけで、週に一回程度の使用で十分です。やりすぎには注意しましょう。かゆみなどが出た場合は使用を中止してください。オロナイン®独特の匂いが気になるという人もいるかも知れませんが、水に溶かすことで匂いはあまり気にならなくなるでしょう。

期待できる効果としては、まずニキビが治ったり、できにくくなったりすることです。さらに、オロナイン®水を使用し始めすぐにニキビ跡が消えたという人もいるようです。その他にも、肌の調子自体が整いファンデーションのノリが良くなったという人もいるようです。このオロナイン®水は顔だけでなく、髪の毛に使えば寝癖直しになったり、全身の乾燥対策にも効果的だったり、手荒れなどにもおすすめです。オロナインはもともと様々な症状に効果があるものですし、家庭に一つ常備されていることも多いお薬です。気になる人は試しにオロナイン®水を使ってみると良いかも知れません。