種類
にきびには、その進行度合いや炎症の状態などによって複数の種類があります。
面ぽう(白にきび・黒にきびなど)
皮脂の分泌量が増え、毛穴の出口が詰まることによって皮膚表面が盛り上がった状態皮脂の中では、皮膚の中にいるアクネ菌の増殖がみられます。
面ぽうには、ごく初期段階で自分にはほとんど目に見えない“微小面ぽう”のほか、角栓によって毛穴の出口が詰まっている“閉鎖面ぽう(白にきび)”と、毛穴が開き酸化によって皮脂が黒く見える“開放面ぽう(黒にきび)”があります。閉鎖面ぽうは時間の経過とともに開放面ぽうへと変化することもあれば、炎症を引き起こして紅色丘疹などに発展することもあります。
紅色丘疹(赤にきび)
面ぽう内部でアクネ菌がより増殖し、炎症が起こった状態をいいます。“赤にきび”などと呼ばれ、痛みを伴うこともあります。
膿疱(黃にきび)
紅色丘疹が進行したもので、膿を伴います。“黄にきび”と呼ばれることもあります。炎症により毛穴の壁が壊され、より広い範囲で炎症が起こるようになります。
嚢腫・結節
にきびの中でも特に重症の状態を指し、炎症が皮膚の深くまで進行することにより皮膚の一部が固く盛り上がったようになります。
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