かんじだしょう

カンジダ症

最終更新日:
2022年08月02日
Icon close
2022/08/02
更新しました
この病気の情報を受け取るこの病気は登録中です

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

医師の方へ

症状

カンジダ症の症状は感染した部位によって異なります。以下では、主な部位の症状についてご紹介します。

口腔咽頭カンジダ症

鵞口瘡(がこうそう)とも呼ばれ、口の中に白いクリーム状の斑点が生じ、痛みを伴うことがあります。また、唇の端にひび割れが生じたり、舌が赤みを帯びて痛みが生じたりすることもあります。

外陰・腟カンジダ症

外陰や腟の掻痒感(そうようかん)(強いかゆみ)とおりものの増加が挙げられます。また、かゆみが出て皮膚をかくことで傷を作ってしまうことがあります。炎症による外陰部の軽い浮腫(むくみ)、軽度の発赤も引き起こされます。

異常増殖したおりものは酒粕状、粥状(じゅくじょう)、ヨーグルト状などと表現され、腟壁や子宮頸部(しきゅうけいぶ)に白色の塊としてみられます。そのほかのよくある自覚症状としては、外陰部や腟部のひりひりと焼けつくような痛み、性交痛、排尿障害などが挙げられます。

男性の陰部にカンジダ症が生じることもありますが、女性と比較すると自覚症状が現れない傾向にあります。症状がある場合、亀頭部や包皮に白いカス(白色苔)がみられたり、発赤や赤色の湿疹膿疱(のうほう)のたまった水膨れ)が生じたりします。

カンジダ皮膚炎

皮膚同士が擦れる部分などに生じることがあり、赤い発疹(ほっしん)や小さい膿疱がみられることがあります。かゆみやヒリヒリとした痛みがみられることが一般的です。また乳児の場合、おむつを当てる部分に生じるカンジダ症をカンジダ性おむつ皮膚炎と呼びます。

カンジダ血症

深在性カンジダの1つとして知られるカンジダ血症では発熱がみられますが、そのほかに特異的な症状がないことが一般的です。ただし命に関わることがあるほか、カンジダ性眼内炎を合併することがあり、失明を引き起こす恐れもあります。

医師の方へ

医師向けの専門的な情報をMedical Note Expertでより詳しく調べることができます。

この病気を検索する

「カンジダ症」を登録すると、新着の情報をお知らせします

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

実績のある医師をチェック

カンジダ症

Icon unfold more