じかういるすかんせんしょう

ジカウイルス感染症

最終更新日:
2017年12月05日
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2017/12/05
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症状

ジカウイルスに感染すると3~12日程の潜伏期間を経て症状が現れます。ただし、感染した方すべてが感染症状を示すわけではありません。感染症状を示すのは、およそ20%の方であるとされます。ジカウイルス感染症の典型的な症状として以下が挙げられます。

  • 37-38度程度の発熱
  • かゆみを伴う発疹(顔や体幹、手のひらや足の裏にもみられる)
  • 手足の関節痛
  • 結膜炎 など

そのほか、頭痛や眼球周囲の痛みなども現れることがあり、症状が軽快と再燃(おさまったり、再び悪化したりすること)の経過をとることもあります。また、下痢や腹痛などの消化器症状、目に起きるぶどう膜炎、出血斑、一過性の聴力低下、心筋炎などとの関連性も報告されています。

ジカウイルスは、神経系の合併症をきたす可能性もあります。
なかでも注意すべきなのが、胎盤感染によって発症する先天性小頭症です。発症する可能性は、妊娠初期の早い時期に感染するほど高いことが知られています。出生後は頭囲が正常範囲でも、進行性に小頭症を発症することもあります。発症すると、白内障などの眼球異常、聴力障害、筋力低下、けいれん、姿勢の異常などが現れる可能性があります。
 

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