そうぼうべんへいさふぜんしょう

僧帽弁閉鎖不全症

最終更新日:
2020年12月02日
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2020/12/02
更新しました
2017/04/25
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原因

心臓は、全身や肺に血液を送るポンプとしての機能を果たしています。心臓には4つの部屋が存在していますが、左心房は、肺から戻ってくる豊富な酸素を含んだ血液を受け入れる部屋です。左心房に戻ってきた血液は左心室へと送られ、その後、大動脈を介して全身に血液が送られます。

僧帽弁閉鎖不全症とは、この弁が何かしらの原因で機能不全を起こし、左心室から左心房へ血液が逆流してしまう病気です。その結果、肺うっ血と呼ばれる状態を引き起こします。

僧帽弁閉鎖不全症は、僧帽弁そのものが傷むことで起こる一次性僧帽弁閉鎖不全症と、虚血性心疾患狭心症心筋梗塞など、心臓に血液が十分行き渡っていない疾患)や心筋症などが原因で左心室が傷むことにより、結果として僧帽弁の動きが悪くなる二次性僧帽弁閉鎖不全症とに分けられます。また、一部の僧帽弁閉鎖不全症は、バーロー症候群と呼ばれる先天性の疾患により起こることが分かっています。バーロー症候群とは、生まれつき僧帽弁がふやけたような柔らかい形状をしている病気です。

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