原因
劇症肝炎の原因には、ウイルス性肝炎、薬物性肝障害、自己免疫性肝炎などがあります。
ウイルス性肝炎は、肝炎ウイルスを原因としており、発症している人だけでなくキャリアの人(症状はないが感染が持続している人)も劇症肝炎になる場合があります。ウイルスの種類には主にA型、B型、C型、D型、E型がありますが、これらのうち劇症肝炎の原因としてはB型がもっとも多く、全体の約40%を占めるとされています。
薬物性肝障害と自己免疫性肝炎は併せて約10%を占めています。原因が分からないものの割合は全体の約30%にのぼります。なぜ一部の人が劇症肝炎に進展するかについては、まだ十分に解明されていません。
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