治療
基本的に、卵巣がんの治療はがんが発生した卵巣や卵管、子宮、腹膜の一部を全て切除する手術が行われます。ごく早期の段階であれば手術のみで治療が完了することもありますが、術後の再発を防ぐために抗がん剤や分子標的薬(ベバシズマブ、PARP阻害薬)などを用いた化学療法が行われます。
また、他部位に転移しているなど発見時すでに進行しているケースでは、化学療法を行ってがんのサイズを縮小させてから手術を行うことも多く、手術で完全にがんを切除できないと考えられるケースでもできるだけ多くのがんの組織を切除してがんをサイズダウンさせる“腫瘍減量術”を行うことも少なくありません。
一方で、卵巣は妊娠に関わる非常に重要な臓器です。卵巣がんがごく早期で、患者が妊娠・出産を希望している場合には、妊孕性温存(手術子宮と健常側の卵巣・卵管を温存)が行われることもあります。ただし、再発の確率が高くなるリスクを伴うため、適応について医師とよく相談して慎重に検討することが大切です。
実績のある医師
周辺で卵巣がんの実績がある医師
国際医療福祉大学三田病院 婦人科部長、国際医療福祉大学 産婦人科学教授
内科、血液内科、外科、精神科、脳神経外科、呼吸器外科、消化器外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、歯科口腔外科、麻酔科、乳腺外科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、糖尿病内科、内分泌内科、脳神経内科、血管外科、脊椎脊髄外科、放射線診断科、放射線治療科、頭頸部外科、病理診断科
東京都港区三田1丁目4-3
都営大江戸線「赤羽橋」赤羽橋口出口または中之橋出口 徒歩5分、東京メトロ南北線「麻布十番」3番出口 徒歩8分、都営三田線「芝公園」A2番出口 徒歩10分、JR山手線「田町」三田口出口 車5分 徒歩20分
国立がん研究センター中央病院 婦人腫瘍科 医師
内科、血液内科、精神科、脳神経外科、呼吸器外科、消化器外科、小児科、小児外科、脳脊髄腫瘍科、骨軟部腫瘍科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、婦人科、眼科、歯科、麻酔科、乳腺外科、呼吸器内科、緩和ケア内科、消化器内科、肝胆膵内科、肝胆膵外科、放射線診断科、放射線治療科、頭頸部外科、病理診断科
東京都中央区築地5丁目1-1
都営大江戸線「築地市場」A1番出口 徒歩3分、東京メトロ日比谷線「築地」2番出口 徒歩5分、東京メトロ日比谷線「東銀座」6番出口 徒歩6分
医師の方へ
卵巣がんの概要、診断方針、治療方針をまとめて確認することができます。
この記事は参考になりましたか?
なお、こちらで頂いたご意見への返信はおこなっておりません。医療相談をご要望の方はこちらからどうぞ。
「卵巣がん」を登録すると、新着の情報をお知らせします