症状
口内炎の症状は、その原因によって大きく異なりますが、多くは口腔内や口唇、舌に数mm程度の円形~類円形の口内炎が散在します。
口内炎による粘膜病変は水疱や潰瘍、びらん、白苔など多岐にわたります。口内炎は周辺の粘膜よりやや盛り上がり、中心部はびらんや潰瘍、水疱などが生じます。周辺部は赤く充血していることが多く、まれに出血がみられることもあります。
感染による口内炎では、一般的にウイルス感染によるものよりも細菌感染によるもののほうが重症化しやすく、膿の排出や粘膜の壊疽を生じる場合もあります。
また、自己免疫疾患によるものでは、口内炎だけでなく腸管内に病変がみられることもあり、下痢や体重減少などの全身性症状が現れます。
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