治療
多胎妊娠が分かった場合は、早産や妊娠高血圧症候群などの合併症の頻度が高いため、高次医療機関と連携した母体の管理が重要となります。特に切迫早産での入院が必要になることはそれなりの頻度で発生します。また、早い段階から子宮頸管が短縮する場合には子宮頸部を縫い縮める“頸管縫縮術”の手術などが検討されることもあります。さらに、一絨毛膜双胎の場合は、両児間の体重差や羊水量の差の拡大を起こすこともあり、その兆候がみられる場合には厳重な管理が必要になります。
出産の際は、新生児集中治療室(NICU)や母体胎児集中治療室(M-FICU)のある医療機関や、小児科と産婦人科が両方ある医療機関で出産することが望ましいといわれています。胎児の位置や大きさ、母体の状態によっては経腟分娩が可能な場合もありますが、帝王切開が検討されることも少なくありません。特に三つ子以上の多胎妊娠の場合には帝王切開となることが一般的です。
実績のある医師
周辺で多胎妊娠の実績がある医師
国立成育医療研究センター 産科医員
内科、アレルギー科、血液内科、リウマチ科、外科、心療内科、精神科、神経内科、脳神経外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、小児外科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、歯科、矯正歯科、小児歯科、麻酔科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、免疫科
東京都世田谷区大蔵2丁目10-1
小田急線「成城学園前」南口 バスの利用も可能(所要時間約10分 小田急バス/東急バス 国立成育医療センター前下車 徒歩1分) 車5分、東急田園都市線「用賀」成城学園前駅行 国立成育医療センター前下車 徒歩1分 バス15分
医師の方へ
この記事は参考になりましたか?
なお、こちらで頂いたご意見への返信はおこなっておりません。医療相談をご要望の方はこちらからどうぞ。
「多胎妊娠」を登録すると、新着の情報をお知らせします