検査・診断
妊娠は、市販の妊娠検査薬で確認されることがあります。また、妊娠検査を医療機関で行うこともあります。時期に応じて膣もしくはお腹を介して超音波検査も行われます。
超音波検査では受精卵の位置や数、胎児の成長具合、胎児が病気を抱えていないかどうかなど評価します。
妊娠期間中には貧血や妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病などの病気が出現することもあります。そのため、定期的な血圧測定や体重測定、子宮底長の測定、血液検査、尿検査、クラミジア検査などを行うことが重要です。
また、子宮頸がんに罹患していないかどうかの検査も行われます。その他、出生が近くなると膣にB 群溶血性レンサ球菌(GBS)と呼ばれる細菌がいないかどうかを確認する、培養検査も行われます。
さらに、赤ちゃんの活動度を評価するために、胎児の心拍数、子宮の収縮を同時に評価する検査も行われます。
医師の方へ
妊娠の概要、診断方針、治療方針をまとめて確認することができます。
Medical Note Expertでしか読めない、学会や医局の最新医療知見を得ることができます。
「多職種で支える周産期リエゾンのバトン」テーマに日本周産期メンタルヘルス学会学術集会開催――大会長、竹内 崇氏が注目演題など紹介
第19回日本周産期メンタルヘルス学会学術集会が2023年10月28日〜29日、一橋講堂(東京都千代田区)で開催される(現地開催、後日オンデマンド配信あり)。テーマは「多職種で支える周産期リエゾンのバトン ~皆の"育つ" "生きる"を支える~」。周産期メンタルヘルスにはさまざまな職種が関わり、考えるべ
日本産科婦人科学会前理事長・木村 正氏に聞く、産婦人科の魅力や課題――「働き方改革」で周産期医療体制はどうなる
「生命の誕生」に関わる周産期・生殖医療をはじめ、婦人科腫瘍や女性のヘルスケアなど幅広い領域を担う産婦人科。「多様な経験ができる魅力ある診療科」と語るのは、2023年6月まで4年にわたり日本産科婦人科学会 第5代理事長を務めた木村 正氏(大阪大学大学院医学系研究科・医学部 器官制御外科学講座 産科学婦
【第84回日本血液学会レポート】挙児希望のある慢性骨髄性白血病(CML)患者の治療(4100字)
慢性骨髄性白血病(CML)は若年者での発症も多い疾患であることから、治療にあたっては妊娠への影響を十分に考慮する必要がある。第84回日本血液学会学術集会(2022年10月14日〜16日)において、愛育病院 血液内科・血液病センター 血液病センター長の近藤 健氏は、主にチロシンキナーゼ阻害薬(TKI)
「妊娠」を登録すると、新着の情報をお知らせします